首位デビューを果たした映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

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 先週末(6月7日〜6月9日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ウィル・スミス&マーティン・ローレンスが凸凹刑事コンビにふんした人気シリーズ第4弾『バッドボーイズ RIDE OR DIE』が興行収入5,652万7,324ドル(約88億円)で堂々首位デビューを果たした。ここまで夏の話題作が軒並み苦戦してきたなかで、人気シリーズの強さを見せつけた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

 ウィルが2022年3月にアカデミー賞授賞式でビンタ事件を起こした後に制作された映画としては初で、彼の復帰作となる本作。警察と犯罪組織の両方から追われることになったバッドボーイズの姿を描く。監督は、前作と同じくアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーのコンビが務めた。観客の満足度がすこぶる高く、前作同様、息の長い興行が期待される。

 4位には、ダコタ・ファニング主演ホラー『ザ・ウォッチャーズ』が興収700万3,537ドル(約11億円)で初登場。M・ナイト・シャマラン監督の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランの長編監督デビュー作だ。その他、再上映の『ロード・オブ・ザ・リング』と『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』が8位と9位にランクインしている。(編集部・市川遥)

6月7日〜6月9日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
2(1)『ねこのガーフィールド』
3(3)『ブルー きみは大丈夫』
4(初)『ザ・ウォッチャーズ』
5(4)『猿の惑星/キングダム』
6(2)『マッドマックス:フュリオサ』
7(5)『フォールガイ』
8(初・再上映)『ロード・オブ・ザ・リング』
9(初・再上映)『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
10(6)『ザ・ストレンジャーズ:チャプター 1(原題) / The Strangers: Chapter 1』