フィギュアスケート世界選手権、ペア・ショートプログラム(SP)。演技に臨む三浦璃来/木原龍一組(2024年3月20日撮影)。(c)Geoff Robins / AFP

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【AFP=時事】フィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2024)は20日、カナダ・モントリオールのベル・センター(Bell Centre)でペア・ショートプログラム(SP)が行われ、前回王者の三浦璃来(Riku Miura)/木原龍一(Ryuichi Kihara)組が73.53点で2位発進を果たした。

 今季はけがに苦しんでシーズンの大部分を欠場していた三浦/木原組だが、力強く復活。堅実なプログラムを披露したものの、スロートリプルルッツで着氷が乱れた。

 観衆の温かい反応に感動したという木原は、現時点でできる限りのことをしたと語り、練習をしっかり積んで笑顔で滑ることができたと振り返った。

 首位には自己新の77.48点を記録したカナダのディアナ・ステラト・ドゥデク(Deanna Stellato-Dudek)/マキシム・デシャン(Maxime Deschamps)組が立った。

 モントリオールを拠点とするステラト・ドゥデク/デシャン組は、三浦/木原組に3.95点差をつけた。今季は国内選手権で自己ベストの214.64点を記録して優勝すると、先月行われた四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2024)でも三浦/木原組を2位に抑えて優勝を果たしている。

 3位には72.88点でイタリアのサラ・コンティ(Sara Conti)/ニッコロ・マチー(Niccolo Macii)組が続いている。

 フリースケーティング(FS)は21日に行われる。

【翻訳編集】AFPBB News

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