ブラザー販売は2月7日、必要な印刷枚数をチャージして使えるインクジェットプリンターの新サービス「PICOCHARGE」(ピコチャージ)を発表した。あわせて、専用のチャージ式インクジェット複合機「DCP-C1210N」をブラザーダイレクトクラブで発売する。価格は20,000円。サービスを開始や販売は2月7日。

必要な分だけ印刷枚数をチャージして使える「PICOCHARGE」に対応したチャージ式インクジェット複合機「DCP-C1210N」

○PICOCHARGE

「PICOCHARGE」は、必要な印刷枚数をスマートフォンやPCからチャージして印刷する新サービス。印刷枚数のチャージに料金を支払うシステムなので、インクカートリッジの購入費用がかからない。サービスを受けるには、専用のチャージ式プリンター「DCP-C1210N」の導入が必要で、用紙は自前となる。

プリンターのインク残量は専用Webサイト「ピコチャージポータル」で管理され、インク残量が少なくなると通知を送信。申請すると、交換用のインクカートリッジが送料無料で送られてくる。モノクロ印刷 / カラー印刷のどちらでも枚数カウントは同じだ。

印刷枚数のチャージ料金は、DCP-C1210Nの購入時に1,000枚分が付帯する。追加チャージ料金は、チャージ枚数が10枚の場合200円、50枚の場合500円、150枚の場合1,200円、500枚の場合3,500円、1,000枚の場合5,000円、3,000枚の場合9,000円となる。

チャージ枚数が多い方がグッと割安になる

○DCP-C1210N

DCP-C1210Nは、プリント / コピー / スキャナ機能を備えるA4インクジェット複合機。ブラック顔料/カラー染料インクを使用し、印刷解像度は最大1,200×6,000dp。印刷速度はA4モノクロ約16ipm / A4カラー約9ipmだ。最大給紙枚数は150枚。

インタフェースはUSBとIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN。スキャン時の光学解像度は最大1,200×2,400dpi。本体サイズはW435×D359×H161mm、重さは約6.1kg。対応OSはWindows 10 / 11、Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2016 / 2019 / 2022、macOS 10.11以降、Chrome OS。