2021年のデビューから日本の音楽シーンを席巻し続けている、7人のダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」。

今回は、グループの精神的支柱でもあるJUNONさんとLEOさんを、渋谷に開業したばかりの「ホテルインディゴ東京渋谷」へと連れ出した。

クリエイティビティあふれる空間で五感を刺激されたふたりは、どんな色気を醸し出し、どんな本音を漏らしてくれるのだろうか。

明日10/1(日)は、雑誌「東京カレンダー」には載っていないWEBオリジナル記事「いま最注目のグループBE:FIRST!多忙なLEOとJUNONにとって、心を満たすグルメとは?」を掲載予定。

そちらもぜひお楽しみに!


年齢差があってもフラットでいることが、関係が長続きする基本


今回の撮影では“色気”をテーマに、ドレッシーなスーツにも身を包んだJUNONさんとLEOさん。

ふたりのトークは衣装についての話から始まった。

JUNON:LEOはスーツ持ってる?僕は学生時代に買ったリクルートスーツしかない。

LEO:俺は一着も。着るとテンションが上がるもんだね。格好いい大人になれた感じもする。一着ぐらいは持っていても良さそうだけど、今は買うタイミングじゃないのかもな〜。

JUNON:夏のフェスに出るのを意識して、メンバー全員で筋トレに励んでるところだしね。(撮影が行われたのは『SUMMER SONIC 2023』の前日)

LEO:そうそう。でもさ、俺たち、まだまだだよね。まあまあ鍛えたと思っていたけど、三代目さん(=「三代目 J Soul Brothers」)やジェネさん(=「GENERATIONS」)に会ったら、筋肉のデカさが桁違いなんだもん。

冷静に状況を見ながら発言するJUNONさんと、具体的なエピソードを交えながら会話を盛り上げるLEOさん。対照的ともいえるふたりは、一緒になると絶妙な連携を見せる。

16歳から25歳までの7人で構成される「BE:FIRST」において最年長の彼らは、いってみればグループの“精神的支柱”。

だが、本人たちに言わせると、実情はそうでもないらしい……。

JUNON:ふたりともあまり年上感がないというか(笑)。

LEO:基本的に呼び捨てにされるし、アレやって、コレやってと、扱いも雑。部活で野球をやってた頃は先輩にタメ口をきくことからしてNGだったのに(笑)。

JUNON:でもさ、よくよく考えると、年齢にものをいわせるってこと自体がおかしくない?僕がいたサッカーのクラブチームは高学年だからとか低学年だからとか一切なくて、すごくやりやすかったよ。

LEO:フラットであることは正しいよね。関係が長続きするための基本だとも思うし、「BE:FIRST」にはそうなってほしい。だから、俺らはイジられて万歳だね(笑)。


2周年を迎えた「BE:FIRST」の“同級生コンビ”が考える大人像


本誌に初めて登場してから2年。25歳になったふたりには、余裕も感じられた。

LEOさんは「いろんなことをたくさん経験させてもらったので、一気に大人になった感がある」と話してくれたが、詰まるところ、視界が開けて、振る舞い方が分かるようになってきたのだろう。ちなみに、前回のインタビューではこんな問答があった。

大人の階段を登る、という意味でこれからしてみたいことは?



渋谷の中心に浮かぶテラスに出ると、その開放的な雰囲気に感動して歓声を上げたふたり。日によってDJプレイが行われることを知ったLEOさんは「またプライベートでも来たいな」とJUNONさんを誘っていた


LEO:父親にごはんをおごる。

JUNON:乾杯する時に“シャンパンください”と言ってみたい。

このくだりを持ち出すと、目の前にいるLEOさんは吹き出した。

LEO:JUNONはパリピみたいなコメントしてたんだなぁ(笑)。そういえば、さっきテラスで撮影した時、ボトルを片手で格好良く持つ方法を教えてくれたじゃん。成長したよね!

JUNON:どうだろう(苦笑)。中身は大して変わってないんだろうけど、今日みたいな大人の場所にはそれなりになじめるようになってきたのかもしれないね。

LEO:俺はできることならこういうところに積極的に足を踏み入れていろいろと経験したい。

さっきソロインタビューでも話したんだけど、とにかく格好いい大人になりたいのよ。考え方にビシッと筋が通っていて、自分の好きなことを突き詰めているような。

今日の撮影のテーマが“色気”であることをふたりにあらためて伝えると、どちらからともなく「欲しいっすね」と、ため息のような声が漏れた。

LEO:色気って、出すんじゃなくてにじみ出るもの。落ち着いているとか、懐が広いとか、そういうことかな?

JUNON:隙がありそうでまったくない、みたいな。

LEO:逆に、なさそうである、とか。てかさ、そもそも僕たちがそんなテーマで東カレに出て大丈夫だったのかな……。

JUNON:たしかに(苦笑)。でもまあ、自分たちで言うのもおこがましいけど、「BE:FIRST」としてパフォーマンスしている時はそれなりにあるんじゃない?

LEO:メンバー全員でステージに上がると、曲に憑依もしてるしね。

そう言うと、LEOさんはしみじみとした顔で「ようやく同じ方向を見て走り始めた感じだよね」と続けた。


デビューから2年。7つの個性が同じ方向を向いて走り出した


プレデビューから2周年の節目を迎え、湧き上がる思いがあるのだろうか。



「BE:FIRST」のメンバーは酒豪ぞろいだそう。なお、この後JUNONさんはスマホのカメラを取り出して渋谷の景色を撮りまくっていた


LEO:プレデビューからこれまでは7人のメンバーがそれぞれ自分の車線を走っていたけど、最近はそろってディスカッションする機会も増えたし、ようやくひとつの大通りを同じ方向に進むチームだと実感できるようになってきたよね。

JUNON:うん。デビューした時から、何かに迎合したり、誰かの真似をしたりするんじゃなく、とことんオリジナルを追求することでトレンドを作り出したい、そんな存在になりたいと思ってきたけど、4枚目のニューシングルには、その感じがよく表れているよね。

LEO:うんうん。アリーナツアーも始まるし、アジアや世界を目指すための一歩として気合を入れないとな。

生意気なようだけど、「BE:FIRST」は日本の音楽業界の未来を担う存在になりたいと本気で思っているし、プレッシャーを気にしている暇なんてないはず。自分たちがやるべきことをこなしていくのみ、だよね。

熱い話はそれからしばらく続いた。だが、最後の撮影が残っていたので、ふたりを促し、上の階に向かった。

以下は撮影の合間に繰り広げられた会話である。

LEO:ところで、ラストはどんなカットを撮影するんでしたっけ。

―― “色気”というテーマに沿って、おひとりずつ客室のベッドで撮影させてください。

JUNON:おっと、マジですか。

LEO:どっちから行きます?

―― JUNONさんから。シャツのボタンをもうひとつ外せますか。

JUNON:なんか照れますね。

LEO:(モニターに映るJUNONさんを見て)おおっ。俺の知らないJUNONがいる!

―― では、次はLEOさんの番です。

LEO:お母さんに見せられる程度の写真にしてください!(笑)

果たしてどんな写真が撮れたのか。25歳の色気は確かに収めた。

その詳細は、現在発売中の「東京カレンダー」特別増刊限定版に付くピンナップを見てほしい!

※明日10/1(日)は、雑誌「東京カレンダー」には載っていないWEBオリジナル記事「いま最注目のグループBE:FIRST!多忙なLEOとJUNONにとって、心を満たす食とは?」を掲載します。

そちらもぜひお楽しみに!



― Information ―
待望の4thシングル『Mainstream』が発売中!

アーティストが果たすべき役割は、トレンドを追うのではなく、作り出すこと。そのスタイルを磨き続けたグループの覚悟が歌詞にちりばめられている。

DVD付き 3,300円〜。


■プロフィール
LEO 1998年生まれ、東京都出身。
JUNON 1998年生まれ、東京都出身。

■衣装
[LEOさん]スーツ 330,000円、Tシャツ 34,100円、シューズ参考商品〈すべてエンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070〉
[JUNONさん]スーツ 308,000円、シャツ 68,200円、シューズ参考商品〈すべてエンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070〉

▶このほか:「あの悔しさを絶対に忘れない」THE RAMPAGE・RIKUがストイックである理由とは




東京カレンダー最新号では、LEOさんとJUNONさんそれぞれのソロインタビューやホテルグラビアもお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、ふたりが憧れている、気になっている男性とは?

アプリのダウンロードはこちら(iOSの方・Androidの方)から。