トリップアドバイザーは9月7日、「2023年秋の旅行動向」の調査結果を発表した。調査は米国、英国、イタリア、オーストラリア、シンガポール、日本の旅行者2,400人以上への意識調査、及びサイトの利用状況データ(9月1日〜11月30日の旅行期間)をもとに算出した。

「2023年秋の旅行動向」

2023年秋の旅行計画を尋ねたところ、日本人旅行者の70%が「計画している」と回答し、昨年同時期の51%に比べ大幅に上昇。旅行の回数は、「1〜2回」が76%、「3〜5回」が20%、「6回以上」が4%となった。

移動距離については、国内旅行が78%、海外旅行が10%、国内旅行と海外旅行の両方が12%との結果に。

旅行費用については、2022年秋の旅行での出費と比べ、2023年の秋の旅行では出費が「2022年よりかなり増える」が19%、「2022年より少し増える」が44%と、計63%が昨年より増えると回答。一方、「2022年とほぼ同じ」は34%、「2022年より少し減る」は3%となった。

今秋人気の国内観光地は、1位「浦安市(千葉県)」、2位「中央区(北海道)」、3位「恩納村(沖縄県)」、4位「那覇市(沖縄県)」、5位「富士河口湖町(山梨県)」との順に。一方、海外の人気観光地は、1位「ソウル(韓国)」、2位「ホノルル(ハワイ)」、3位「バンコク(タイ)」、4位「香港」、5位「パリ(フランス)」と続いた。