指ウインナーに豆ゴキブリ…“注目を集めたい!”反抗期息子のリクエストで生まれた“嫌がらせ弁当”「喜んでもらえると母もうれしい」
子どもに向けた“嫌がらせ弁当”は、ただ会話するだけでは味気ない、ユーモアあふれたまた一つの親子の会話だ。今回は、美味しそうに作るはずのお弁当をあえて“カビ”や“ゴキブリ”でデコレーションした弁当とごはんの上に駄菓子の「よっちゃんイカ」やカニカマ一本そのまま載せた斬新すぎる弁当たちをピックアップ。制作の裏側や子どもへの想いを聞いた。
【画像】子どもたちから大人気の“カビ弁当” カビの再現具合はその時の母の怒りによって変化?ほか“嫌がらせ弁当”集
■現在反抗期真っ最中の息子には弁当で半分“嫌がらせ”も
ごはんにカビが生えたような“カビ弁”というインパクトが大きい弁当を作ったdaridariさん。その弁当に「まさにカビ、そして虫に見える!衝撃的!アイデア凄すぎ」「開けた瞬間色といい黒豆といいびっくりしてしまいますね」などと反響が寄せられた。
「もともとは、息子が5年生の社会科見学で、『インパクトある弁当でみんなの注目を浴びたいから、カビ弁当を作って!!』というリクエストでした。その時に、『それ、美味しいの?』と先生に聞かれたり、クラスのみんなが覗きに来たりと、注目を浴びたようです」
以来、お弁当のある日は、“カビ弁”をお願いされるように。カビは食紅でその時のインスピレーションや怒り具合(!)でさまざまな色を混ぜるという。そのうち、兄のお弁当に触発された当時幼稚園児だった娘さんも「シュールで気持ち悪くて、みんなの注目を浴びるような」弁当を希望するようになった。
「そこで、ネットのハロウィーンの記事を参考に、指ウインナーや、知り合いに教えてもらった豆ゴキブリなどを作っていきました。ウインナーの唇は、ウインナーを見ていたら、だんだん唇に見えてきたのがきっかけです。チーズで前歯を作ったのですが、反響よかったですね。おにぎりの顔は、市販のオブラートでできた顔です。フードペンで描いてます。おにぎりの顔は、市販のオブラートでできた顔です。フードペンで描いてます」
現在、反抗期真っ只中の息子さんとは、怒るとバトルになるため、弁当で半分“嫌がらせ”をしているという。食べた弁当箱をなかなか出さなかった時は、横川名物おぎのやの「峠の釜めし」の陶器製容器でお弁当を作ることで“嫌がらせ”をしたことも。
「友達に羨ましがられたようで、『ありがとう!美味しかった!!』と喜んでました。嫌がらせのつもりだったのに。私の期待していた反応とは真逆のものでしたが、喜んでもらえたので、私も嬉しいです(笑)」
■キャラ弁失敗で生まれた“奇弁” 息子からは「とても自慢のできるお弁当でした」
真緑のご飯の上に手羽先やカレーご飯の上にカレーパンが乗った「ダブルカレー弁当」、駄菓子の「よっちゃんイカ」が敷き詰められた弁当など、ヴィジュアルのインパクトしかない“奇妙な弁当”略して“奇弁”を制作する岡さん。きっかけは、キャラ弁づくり失敗にあるという。
「リラックマを作ってみたら大失敗…リラックマじゃなく変顔の熊なんですよ(笑)。そういうわけでキャラ弁は苦手(汗)、でも普通の弁当じゃつまらないので真逆の変な弁当を作ろうと」
こうして“奇弁”が誕生。「とにかく変わっている!インパクト!奇妙! そして何より「今日の弁当なんだろな??」と開けるのが楽しみに思えるような弁当を持たせること!」をモットーに、高校3年間と専門学校2年間の計5年間作り続けた。
「周りの皆も楽しみにしていたようです。それと、隣に付けるサイド的な物との色合いや組み合わせは一応こだわっていました。見た目は奇妙でも食べたらウマイことも考えていました。
ただ、『ミドリ飯弁』の時は、食紅で軽く色付けするつもりが分量がテキトーなためにシャリが真ミドリに(笑)。これはヤバいと思いましたが、作り直す時間もないのでそのまま持たせてやりました(笑)。流石に上のおかずだけ食べて『ミドリ飯は食べれない!』と怒られました」
息子さんからは、“奇弁”へのお礼のLINEをもらったという。
「『お互い忙しく、なかなか時間の合わない中でお弁当が大きなコミュニケーションとなり、いつも楽しませてもらってました。ありきたりなお弁当ではなく、いつも何か工夫が施されており、毎日お昼の時間になると友達が見に来ていましたので、とても自慢のできるお弁当でした』というメッセージをもらいました。
どんなに忙しい時でも作るのが楽しみでした。開けたときの顔を想像すると俄然やる気が出ましたし。ウケたかな!?と思ったときは心の中でwin! なんて思いながら(笑)。長いようで短い子育ての中での5年間…とても楽しい時間でした。何なら今でも作りたいくらいです」
【画像】子どもたちから大人気の“カビ弁当” カビの再現具合はその時の母の怒りによって変化?ほか“嫌がらせ弁当”集
■現在反抗期真っ最中の息子には弁当で半分“嫌がらせ”も
「もともとは、息子が5年生の社会科見学で、『インパクトある弁当でみんなの注目を浴びたいから、カビ弁当を作って!!』というリクエストでした。その時に、『それ、美味しいの?』と先生に聞かれたり、クラスのみんなが覗きに来たりと、注目を浴びたようです」
以来、お弁当のある日は、“カビ弁”をお願いされるように。カビは食紅でその時のインスピレーションや怒り具合(!)でさまざまな色を混ぜるという。そのうち、兄のお弁当に触発された当時幼稚園児だった娘さんも「シュールで気持ち悪くて、みんなの注目を浴びるような」弁当を希望するようになった。
「そこで、ネットのハロウィーンの記事を参考に、指ウインナーや、知り合いに教えてもらった豆ゴキブリなどを作っていきました。ウインナーの唇は、ウインナーを見ていたら、だんだん唇に見えてきたのがきっかけです。チーズで前歯を作ったのですが、反響よかったですね。おにぎりの顔は、市販のオブラートでできた顔です。フードペンで描いてます。おにぎりの顔は、市販のオブラートでできた顔です。フードペンで描いてます」
現在、反抗期真っ只中の息子さんとは、怒るとバトルになるため、弁当で半分“嫌がらせ”をしているという。食べた弁当箱をなかなか出さなかった時は、横川名物おぎのやの「峠の釜めし」の陶器製容器でお弁当を作ることで“嫌がらせ”をしたことも。
「友達に羨ましがられたようで、『ありがとう!美味しかった!!』と喜んでました。嫌がらせのつもりだったのに。私の期待していた反応とは真逆のものでしたが、喜んでもらえたので、私も嬉しいです(笑)」
■キャラ弁失敗で生まれた“奇弁” 息子からは「とても自慢のできるお弁当でした」
真緑のご飯の上に手羽先やカレーご飯の上にカレーパンが乗った「ダブルカレー弁当」、駄菓子の「よっちゃんイカ」が敷き詰められた弁当など、ヴィジュアルのインパクトしかない“奇妙な弁当”略して“奇弁”を制作する岡さん。きっかけは、キャラ弁づくり失敗にあるという。
「リラックマを作ってみたら大失敗…リラックマじゃなく変顔の熊なんですよ(笑)。そういうわけでキャラ弁は苦手(汗)、でも普通の弁当じゃつまらないので真逆の変な弁当を作ろうと」
こうして“奇弁”が誕生。「とにかく変わっている!インパクト!奇妙! そして何より「今日の弁当なんだろな??」と開けるのが楽しみに思えるような弁当を持たせること!」をモットーに、高校3年間と専門学校2年間の計5年間作り続けた。
「周りの皆も楽しみにしていたようです。それと、隣に付けるサイド的な物との色合いや組み合わせは一応こだわっていました。見た目は奇妙でも食べたらウマイことも考えていました。
ただ、『ミドリ飯弁』の時は、食紅で軽く色付けするつもりが分量がテキトーなためにシャリが真ミドリに(笑)。これはヤバいと思いましたが、作り直す時間もないのでそのまま持たせてやりました(笑)。流石に上のおかずだけ食べて『ミドリ飯は食べれない!』と怒られました」
息子さんからは、“奇弁”へのお礼のLINEをもらったという。
「『お互い忙しく、なかなか時間の合わない中でお弁当が大きなコミュニケーションとなり、いつも楽しませてもらってました。ありきたりなお弁当ではなく、いつも何か工夫が施されており、毎日お昼の時間になると友達が見に来ていましたので、とても自慢のできるお弁当でした』というメッセージをもらいました。
どんなに忙しい時でも作るのが楽しみでした。開けたときの顔を想像すると俄然やる気が出ましたし。ウケたかな!?と思ったときは心の中でwin! なんて思いながら(笑)。長いようで短い子育ての中での5年間…とても楽しい時間でした。何なら今でも作りたいくらいです」