透けるように白い肌と、優しげな眼差し。

大阪出身、笑顔のチャーミングな美女の魅力に迫る。


大阪の街で生まれ育って

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大西百合子さん、27歳。

柔らかい雰囲気が印象的な美女である。



美しい背中


モデルとして活躍する百合子さんの生まれは、大阪。

「太陽の塔で有名な、万博記念公園の近くで育ちました。『THE・大阪』という感じの街並みでしたね」

小学校低学年の頃から、バスケットに夢中になる。

「ミニバスに、週4ペースで通っていました。

髪型は常にベリーショートでしたし、服装もボーイッシュだったので、よく男の子に間違われていましたね」

中学に進学後も、バスケット中心の日々は続く。

「毎日朝練に励み、放課後も練習していました。長距離を走らなければいけないトレーニングが一番きつかったです」

高校進学後、百合子さんに試練が訪れる。

ようやく多くの試合に出られるようになったタイミングで、ケガで腰を痛めてしまったのだ。

試合に出場できる回数は減り、ケガを労りながら練習する日々が始まった。

「とても落ち込みました。小学校、中学校とずっと頑張ってきて、ようやく『ここから』というタイミングだったので…」

この時、生まれて初めてバスケットをやめる選択肢が頭をよぎったという。

しかし、“怪我の功名”とはまさにこのこと。悪いことだけではなかった。

辛い出来事を経験し、精神力が強化されたのだ。

同じ部活に所属する仲間の存在も、彼女をサポートしてくれたという。

「練習の帰り道に、同じ部の子に『今は辛いかもしれないけど一緒に頑張ろう』って励ましてもらって。

その言葉で『引退するまでベストを尽くそう』という考え方に切り替えることができました」



アンニュイな表情


大学進学後も、サークル活動で週1回のバスケットは続けたという百合子さん。

転機が訪れたのは、大学2年生の時。

友人に勧められ、学内のファッションショーにモデルとして登場した時のことだ。

「表に立つのは苦手な性格なので、一度きりのつもりでした。でも、想像していた以上にモデルのお仕事が楽しかったんです」

そこで、翌年に学内で行われたミスコンに思い切って出場したところ、すぐに芸能事務所から声がかかったそうだ。

「同じ時期に就活が始まりましたが、モデルの仕事以上に魅力的な職業を見つけることができなくて、モデルの道に進みたいと強く思うようになりました」

思い返せば、中学生時代にも、芸能事務所からスカウトされたことがあったという。

しかし、当時はバスケットに夢中で、芸能界に入ることは考えられなかった。

「でも、本当は心の奥底で、ずっとモデルのお仕事に興味があったんだと思います」

スカウトをしてくれたマネージャーの存在も大きかったそうだ。

「進路に悩んでいたら、『まずプチ上京して、モデルの仕事を体験してみたら?』と言ってくださったんです。

そこで大学3年の春休みに東京にウィークリーマンションを借りて、実際にオーディションやファッションのお仕事に挑戦することになりました」

このトライアル期間に、実際にモデル業に挑戦したことで、決意を新たにした百合子さん。

その後、大学4年生からはカフェでアルバイトをしながら、モデルとしてキャリアをスタートさせることになった。


上京後は、「もやし生活」に突入

透明感がありすぎる!


大学卒業と同時に本格的に上京し、モデルとして生きていくことを決意した百合子さん。

しかし、当初は波乱の連続だった。

「最初は、ポージングさえ上手にできなくて……。

一緒に現場に入ったベテランモデルさんの引き出しの多さに圧倒されて、自分の力不足を痛感して落ち込むこともありました」

しかし、彼女は努力を怠らなかった。

ファッション誌を読み漁り、人気モデルのポージングや自然な表情を熱心に研究したという。

「20代向けの雑誌はもちろん、30代、40代向けの雑誌も読んで、大人の雰囲気も出せるように勉強しました。

あとは、スタッフさんに『自然な笑顔のほうが良い』とアドバイスをいただき、リラックスして撮影に臨めるようにコンディションを整えたり、固くなりすぎないように意識したり」

それでも先行きが不安になった時は、新人モデル同士で集まり、お互いに励ましあった。

「まだ、お仕事が安定していない時期だったので、『最近、もやししか食べてないよね』と打ち明け合ったり、日常の節約術を教え合ったりしていました。

同じ夢を持った仲間の存在に救われましたし、今ではすごく良い経験をしたと思っています」

地道な努力が功を奏し、次第に彼女指名でオファーが来たり、オーディションに受かったりするようになったという。



夢に向かってまっすぐに進む


SNSでの発信にも力を入れた。

「もともと、Instagramは数百人しかフォロワーさんがいませんでした。

でも、お気に入りの服やアクセサリー、友達とカフェに行った写真を撮せるうちに、今では1万人以上の方がフォローをしてくださるようになりました。

SNSで私を見つけてくれた企業からお仕事の依頼がくることもありますし、本当にセルフプロデュースは大切だなって」

コツコツ頑張ってきてよかった、と微笑む彼女。

近頃はブライダルモデルとしての実力も高く評価され、同じクライアントから、幾度も依頼が来ることも増えたそうだ。

「1回1回の仕事を丁寧にしていたら、次の新しいお仕事のに繋がるんだなって実感しています」

仕事をする上で、大切にしている考えもあるという。

「モデルを始めた時、大阪の両親に『どんな時も絶対に初心を忘れたらアカンで』と口酸っぱく言われたので、今もその言葉を大切にしています」

輝く瞳で夢を語る彼女に、今度は恋愛についても聞いてみた。


フラットな目線で、私を見てほしい

優しげな表情


タイプの男性を聞いてみる。

「尊敬できる人がいいですね。

モデルをしていると、派手なイメージを持たれることもあるのですが、私自身をフラットに見てくれる誠実な方だと嬉しいです」

過去の恋愛についても聞いてみることにした。

「出会えてよかったと思えるのは、中学時代の彼です。男子バスケ部に所属する同級生です。

周囲からの信頼が厚くて思いやりがあって、若くても落ち着いている人でした」

どのように愛を育んだのだろう。

「お互い部活が忙しかったので、デートらしいデートはほとんどしていません。たまに放課後に遊んだり、夏祭りに行ったりしたくらいです。

私が彼にミサンガを作ってプレゼントしたり、校内ですれ違う時は、さりげなくアイコンタクトをしたり…。そういう些細なことが本当に嬉しかったです」

高校受験を迎えるタイミングで自然消滅してしまったそうだが、数年後、成人式で再会したという。

「その時は、もう友達の距離感に戻っていました。彼は私に『悪い男に引っかかるなよ』ってお父さんみたいに言ってくれて(笑)。相変わらず良い人だなって思いました」



私、ゲラなんです。笑


ちなみに、好きな人の前だと、どのような仕草や表情を見せるのだろうか。

「好きな男性の前だと、緊張して笑っちゃうんですよね(笑)」

そう言って、はにかむ。

男性に求めることも教えてくれた。

「『ありがとう』、『ごめんね』、『ごちそうさま』。そういう当たり前な言葉をきちんと言ってくれる人が良いです」

一見すると柔らかい雰囲気だが、言葉の端々に芯の強さが感じられる。

今後の彼女の活躍に期待したい。

<今週の美女>
大西百合子さん
Instagram
公式プロフィール

<カメラマン>
佐野円香

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美脚がチラリ

清らかな眼差し

透明感溢れる素肌

アンニュイな表情だ

なめらかな素肌

リラックスモード