「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“旧友の結婚式で30歳女が耐えきれなかった、友人からの一言”に“女友達の結婚式で暴露した、言ってはいけないコト”から“35歳独身女が痛い若作りを続けた結果”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
旧友の結婚式で、好奇の視線を浴びせられ…。30歳女が耐えきれなかった、友人からの一言

― なんで、親友にあんなこと言われなくちゃならないの。

17時40分。白金台の人通りはまばらだ。望海はスマホの地図アプリを立ち上げ、二次会会場の店名を入力しながら、ため息をつく。

― ほんとは二次会に行かずに、このまま家に帰りたい気分…。

もちろんそんなことはできないと思い、歩き始める。会場に、18時には到着しなくてはならない。おめでたい日だというのに、望海の感情は、完全に後ろを向いていた。

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★第2位
慶應卒の商社勤務の自慢の彼だけど…。高級レストランで食事中、女が彼に幻滅したコトとは

「男の人って、彼女よりも優秀でありたいと思うんじゃない?ましてや4つも年上なんだし、なにかと口を出したくなるのかも」

沙也加の“理想の恋人”の3大条件は「年上・大手企業勤め・年収1,000万以上」だ。これまでの恋人も、この条件を基準に選んできたため、年上ばかりだった。栄治もそうだ。

彼は阪大を出た後、慶應の大学院を卒業し、商社に入社した。夏帆の言うように、栄治は自分の経歴や仕事にプライドがあるのだろう。

「それに沙也加は仕事もできるしね。優秀な彼女に負けたくないって気持ちが潜在的にあるんじゃない?」

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★第3位
女友達の結婚式でスピーチを頼まれて。“言ってはいけないこと”を暴露し、場が騒然…

彼の人生をおもちゃみたいに扱っておきながら、どうしてそんな態度でいられるのか…本当に意味がわからない。

はらわたが煮えくりかえるような怒りをどうにか落ち着かせながら、黄金の泡が立ちのぼるシャンパンで唇を湿らせる。

「それでは続きまして、新婦マサミ様の幼い頃からのご友人・薬袋サエ様よるお祝いのスピーチを頂戴賜りたく存じます。薬袋サエ様──」

憤りで乾いた喉がちょうど潤ったタイミングで、司会の女性がそう告げた。

私はゆっくりと席から立ち上がると、盛大な拍手のなか、スタンドマイクへと歩みを進める。真っ赤なヒールを踏み鳴らして、一歩ずつ、一歩ずつ──…。

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★第4位
「こっち見ないで…!」お家デートの翌朝、女がベッドの上で大後悔した理由とは

これ以上、優馬と仲良くなるのが怖かったからだ。私たちがまた恋人同士になったとして、そこに未来はない。

3ヶ月間の葵との交換生活。それが終われば、東京に帰ることが決まっている。それに、優馬からも付き合おうとは言われなかった。

「そっか。でもすぐ会おう。また連絡するわ」
「うん。気をつけて帰ってね」

優馬は、どこか寂しい顔をして帰っていった。東京にいるはずの中嶋から連絡が来たのは、その日の午後だった。

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★第5位
20代の頃と全く同じ服に、レディディオールで街を闊歩する35歳独身女。痛い若作りを続けた結果…

「ヤバっ!もうそろそろ準備しないと…」

私はいそいそと支度を始めた。20代の頃から変わらないロングヘアは、毛先だけゆるく巻く。フォクシーのワンピースを着てレディ ディオールを右手に持つと、鏡の前に立った。

「うん、悪くない!」

35歳でも若く見えるほうだし、まだまだ甘いワンピースだって全然着られる。そう安心してリッツへと向かった。ここに、まさかの出会いが待ち受けているとも知らずに…。

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