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 ユリアン・ドラクスラーの今シーズン、ひいてはベンフィカ・リスボン時代にも、ほぼ終わりが訪れたといえるだろう。ドイツ代表として58試合に出場した経験ももつ攻撃的MFは、このたび足首の手術を受け長期離脱に入ることとなった。

 この夏に安定した出場機会を求めてパリ・サンジェルマンから、1年間の期限付きにてポルトガルへと渡っていた同選手。しかしながらドイツ人指揮官ロジャー・シュミット監督の下、なかなか満足できるような時間を過ごすことは叶わず、出場試合数は15試合で先発は6試合のみ、得点にいたっては1得点だけにとどまっている。

 そんな中で迎えたチャンピオンズリーグ16強1stレグにて、ドラクスラーはメンバーからさえも外れていたのだが、その理由が今回明らかとなった。ドラクスラーは左足首の手術を受け、レコルト紙の情報ではこれはシーズンの終了を告げる意味合いももつという。

 別の言い方をするのであれば、ドラクスラーは再び戦いの舞台をポルトガルからフランスへ、2024年まで契約を残すパリ・サンジェルマンへと移すということ。この間にパリでは監督交代劇も起こってはいるが、しかしながら実際に来季からプレーを続けるかどうかは定かではない。