世界初の360度インフィニティプール! ドバイで絶景を満喫<後編>
ドバイ好きの私が約3年ぶりに訪れたドバイ旅行。久々の海外旅行にテンション上がりっぱなしで<前編(https://woman.mynavi.jp/article/221125-2_1170841/)><中編(https://woman.mynavi.jp/article/221126-4_1170841/)>とお届けしてきましたが、ついに観光最終日の4日目です。
4日目に訪れたドバイの最新観光スポット「オーラ・スカイプール」は、私の人生で忘れられない景色になりました……!
■サラダにスパイスをかけてドバイ流に。朝食ブッフェ
4日目のはじまりは宿泊した25 アワーズ・ホテル・ワン・セントラルの朝食ブッフェから。サラダ、フルーツ、パン、アラブ料理など好きなものを好きなだけ取りつつ、メインの卵料理はオーダーごとに温かいものを作ってくれます。
私は濃厚トマトソースがおいしい目玉焼きをオーダー。サラダにはスパイスをかけ、ライムを絞ってフムスをトッピング。ドバイらしいおしゃれな朝食をテラス席で満喫しました。
■映えすぎてやばい……! 人気爆発中の「オーラ・スカイプール」
そしてホテルを出発し、ヤシの木の形をした人工島「パーム・ジュメイラ」方面へ! 目的地は高さ200mの場所からパーム・ジュメイラを見渡せるインフィニティプール「オーラ・スカイプール(AURA SKY POOL)」です。ここは2021年にオープンした世界で初めて360度の景色が見渡せるインフィニティプールで、私がドバイに行けるようになったら絶対行きたいと思っていた場所なんです。
セントレジス・ドバイ・ザ・パーム1階にある入り口からエレベーターで50階まで上がり、到着した瞬間に広がっていたのは、美しすぎるドバイの海……! この景色こそ、日本にはない、私が海外で体験したかったものなのです。
オーラ・スカイプールは絶景が楽しめる唯一無二の360度インフィニティ・プールなので、現在は世界中から観光客が殺到して予約が取りにくい状態。ウェブサイトで60日前から予約が可能で、プールの周りにあるシートによって値段が変わります。
基本プランは「MORNING POOL EXPERIENCE(10:00〜14:00)」「AFTERNOON POOL EXPERIENCE (15:00〜19:00)」の2部制となっており、料金はAED 250〜。どのシートでも360度ぐるりとプールに入れるので、リーズナブルなシートでも問題なく楽しめます。
料金に含まれているのはプールの入場、ロッカー・シャワーの利用、レンタルタオル、お水。また、10:00〜14:00にはヨガのインストラクターが常駐しており、MORNING POOL EXPERIENCEを予約すると無料でヨガを受けられます。
追加でドリンクや食事も注文可能。最近ドバイで流行っているノンアルコールのモクテル「LADY IN FUCHSIA(AED 55)」や「SAPPHIRE(AED 60)」は、写真映え必至です……! かわいいドリンクを飲みながら景色を楽しむ、至福のひとときを過ごしました。
・オーラ・スカイプール
HP:https://auraskypool.com/
■香水作り体験もできる、アル・サーカルアベニュー
天空のインフィニティプールを大満喫し、午後は「アル・サーカルアベニュー」へ。倉庫街をリノベーションしたおしゃれエリアで、ショッピングや食事を楽しめます。
ランチに訪れたのは「ナイトジャー(Nightjar)」。アル・サーカルアベニューにある人気コーヒー店です。クリーミーな泡と芳醇なコーヒーの味を楽しめる「Original nitro cold brew coffee(AED 24)」が看板メニュー!
料理の一押しはコーヒーに合う「Avo sourdough toast(AED 60)」や「creme brulle pancakes (AED 55)」。ほかにもミートボールやビーフサンドウィッチなど迷ってしまうほど魅力的なメニューがそろっています。
・ナイトジャー
HP:https://nightjar.coffee/
ゆっくりコーヒーとランチを楽しんだ後は、同じくアル・サーカルアベニュー内にある「オー・ラ・ラ(Oo La Lab)」で香水作り体験。シンガポール発のお店ですが、コスメブランドを手がけるドバイの有名人が人気に火をつけ、今ここで香水を作るのがドバイで流行っています!
香水は丁寧なスタッフのガイドでベース、ミドル、トップの各9種類の香りから好きなものを選び、お気に入りの配合量を決めていきます。一つずつ香りを確認して好きな香りだけ残し、最終的に20mLの香水を調合(AED 320)。理科の実験みたいで楽しい!
調合できたら香水の名前を考え、オリジナルラベルをつけてもらったら完成! 私は最終的にトップに爽やかなシトラス、そしてベースに東京の洗練された雰囲気の香りとドバイらしい異国情緒ある香りの合計7種類ミックスし、今回の旅をイメージした香水をつくりました。これをつけるたびに、ドバイを思い出せそうです。
・オー・ラ・ラ
HP:https://oola-lab.com/
■パフォーマンスが楽しい! ミシュラン店でドバイラストディナー
旅の最後は少しだけドレスアップして、人気のミシュラン店へ。「カーニバル・バイ・トレシンド(Carnival by Tresind)」はドバイで人気のインド料理店「トレシンド」の姉妹店で、モダンに昇華させたインド料理を楽しめます。
カーニバル・バイ・トレシンドが人気の理由は、まさにカーニバルのような楽しいパフォーマンス。Live torolleyと書かれた料理はゲストの目の前で、最後の仕上げをしてくれます。例えば薄い揚げパンの中に野菜やスパイスが入った「Dahi Puri Chaat(AED 110)」は液体窒素で固めたヨーグルトをかけて完成! サクサクとした食感と冷たさ、甘さ、辛さ、酸っぱさなど複雑な味が同時に楽しめる一品でした。
ドリンクもゲストを楽しませてくれるパフォーマンス付きのものがおすすめ。スイカとミントが爽やかな「Tag me #carnival(AED 89)」は、ゲストが大きなバブルを弾けさせるという遊び心あふれる仕掛けのカクテルです。バブルが弾けると、それが夢だったかのように煙がふわり……! ミシュラン店ですが、肩の力を抜いて心から楽しめますよ。
・カーニバル・バイ・トレシンド
HP:https://carnivalbytresind.com/
4日目も朝から晩まで観光を楽しみ、帰りたくないと思いつつドバイ国際空港から深夜便で成田空港に向かいます。飛行機に乗る前までに、必ずやっておきたいのがスムーズな入国に必要な「Visit Japan Web」。11月1日よりスタートしたばかりのサービスで、それまでの「My SOS」に代わるものです。また、入国審査、検疫機能、税関申告がまとめてできるのでMy SOSより便利! ドバイ国際空港では飛行機に乗る前に、アプリでワクチン3回の接種証明書を提示しました。
実際に成田空港に到着してからVisit Japan Webに表示されるQRコードとパスポートを持って進んでいくと流れるように案内され、止まることなくすべての手続きが終わりました! 手続きに時間がかかると思っていたので、拍子抜けするほどです。パスポート登録までは日本出発前にできるので、あらかじめ登録しておくのがおすすめ。ワクチン接種証明書の写真をアップロードする必要があるので、用意して旅立って下さいね。
・Visit Japan Web
HP:https://vjw-lp.digital.go.jp/
最後に訪れた2020年1月には無かった観光スポットやお店が驚くほどのスピードでオープンしている、今のドバイ。未来博物館やオーラ・スカイプールなど、日本ではあり得ないような思い切った観光スポットに刺激を受けました……! まだ海外旅行へのリハビリが必要な時期だからこそ、久々の旅行先として観光客ウェルカムなドバイはおすすめですよ。
※AED 1=38.05円、2022年11月18日時点
(撮影・取材・文:小浜みゆ)