アラサー地元民が厳選! 名古屋駅の“ちょっとおしゃれ”なおみやげ5選

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秋になって過ごしやすくなり、全国旅行支援や地域クーポンも続々とスタートしている今日この頃。旅行の予定を立てている方もいらっしゃることと思います。

春に京都のおみやげをリサーチして、“おしゃれでかわいいおみやげ”に目覚めた筆者。そこで今回は、11月1日にオープンしたジブリパークが注目を集めている愛知県の主要駅、名古屋駅で買えるセンスのいいおみやげをご紹介します!

■地元出身者が名古屋駅を解説!

京都編と同様に今回も条件を絞り、以下に合ったおみやげを厳選していきます。

名古屋駅で買えるもの 自分のため or 身近な大切な人に渡す“ちょっといいおみやげ“ 食品の場合は日持ちするもの

実は筆者、名古屋生まれの名古屋育ち。地元民らしく名古屋駅を「名駅(めいえき)」と呼びつつ進めさせていただきます。

名駅は大きく分けると東口と西口があるのですが、東口は「桜通口(さくらどおりぐち)」、西口は「太閤通口(たいこうとおりぐち)」と書いてあるのでご注意ください。

名駅でおみやげを買うとなれば、「グランドキヨスク名古屋」が定番。新幹線の改札近くにあるので、見たことがある方も多いと思います。

もう1つは太閤通口を出て目の前にある「エスカ地下街」。おみやげはもちろん名古屋グルメが充実しているので、食事も一緒に楽しみたい方はこちらがおすすめです。

■おしゃれな名古屋みやげを買うなら?

今回は「ちょっとおしゃれおみやげ」が目的。それならば絶対におすすめしたいのが、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」。今回は以下の順に回っていきましょう。

1. 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で有名店をチェック
2. 「KITTE名古屋」で“新しいういろう”を購入

※定番のおみやげやグルメを楽しみたい方は、前述のとおり「グランドキヨスク名古屋」「エスカ地下街」がおすすめです!

ジェイアール名古屋タカシマヤは、名古屋の人も「スイーツを買うならまずはココ!」とイメージするくらい、たくさんのスイーツ店が並んでいる場所です。まずはそこでメインどころを購入し、そのあとに名古屋みやげの定番、ういろうの進化版を求めてKITTE名古屋に足を延ばします。

■いよいよ名古屋駅に到着!

実は今回、ジブリパークの取材で愛知を訪れていた筆者。長久手での取材を終え、名駅まで戻ってきました。早速、名駅の待ち合わせの定番「金時計」を目指して歩いていくと、ジェイアール名古屋タカシマヤの入り口が見えてきました。

◇坂角総本舖

トップバッターは名古屋みやげの定番「坂角のゆかり」を製造する坂角総本舖から、「さくさく日記」をご紹介。

「さくさく日記[海老]」6袋入 648円、「さくさく日記[帆立]」6袋入 648円

創業130年の坂角総本舖と言えば、海老せんべいの「ゆかり」をご存じの方が多いはず。もちろん“ゆかり”もおいしいですが、筆者はこの「さくさく日記」を激推しします!!

その理由は、「食べやすさ」と「風味の豊かさ」。ゆかりは握りこぶしくらいの大きさで少し固めのおせんべいですが、さくさく日記はひと口サイズで軽めの食感が特長です。

その名の通り、サックサク! 1人で食べるのにちょうど良いサイズの小袋に入っているので、おみやげにぴったりです。

天然海老を使った香り豊かな「海老」味はもちろんおいしいのですが、筆者がぜひみなさんに食べて欲しいのが「帆立」。海苔の風味が最高で、食べ始めたら止まらないおいしさです!

【ACCESS】

坂角総本舖 ジェイアール名古屋タカシマヤ店

愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
ジェイアール名古屋タカシマヤB1

◇菓匠 花桔梗

続いて紹介するのは、尾張徳川家の御菓子司「桔梗屋」をルーツとする名古屋の和菓子屋、菓匠 花桔梗の「あんトースト最中」。名古屋のモーニング文化の中でも特に有名な小倉トーストが、おみやげで持ち帰れるんです。

「あんトースト最中 2缶セット」1,499円(つぶあん1個、つぶあんバター1個、厚焼き最中皮 プレーン3枚、抹茶3枚)

レトロ喫茶の赤いテーブルクロスに見立てた箱に、プレーンと抹茶、2種類の厚焼き最中皮と「つぶあん」「つぶあんバター」の2種のあんこがセットになっています。

ひと口かじってみると、本物のトーストのようなザクッとした音が。つぶあんの甘さとコクのあるバターが混ざり合い、そこに香ばしい最中の風味が広がることで、小倉トーストを再現しています。

焼きたてのトーストのようなサクサク感が楽しめる「あんトースト最中」。家族や友達とのティータイムにもおすすめです!

【ACCESS】

菓匠 花桔梗 ジェイアール名古屋タカシマヤ店

愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
ジェイアール名古屋タカシマヤB1

◇大和屋守口漬総本家

甘いものが苦手な方や、お酒が好きな方へのおみやげもタカシマヤで調達しましょう。名古屋みやげとしてはもちろん、東海地方の人はきっと食卓で目にしたことがある、大和屋守口漬総本家の「四季菜(しきさい)」はいかがでしょうか。

大和屋守口漬総本家は、「守口大根」という細くて長い大根を酒粕で漬け込んだ「守口漬(もりぐちづけ)」で有名な名古屋のお漬物屋さんです。

守口漬は奈良漬と同様に切っていない状態で売られていることが多いのですが、この四季菜シリーズはひと口サイズに切られているので、そのまま食卓に並べることができます。

「四季菜(守口漬・瓜奈良漬)」各540円

酒粕の旨味と甘みが絶妙な守口漬は、食事はもちろんお酒のおつまみにもおすすめ。守口漬の他にも瓜や胡瓜、生姜、竹の子の奈良漬などラインナップも豊富なので、お好みの漬物を選んでみてはいかがでしょうか。

【ACCESS】

大和屋守口漬総本家 ジェイアール名古屋タカシマヤ店

愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
ジェイアール名古屋タカシマヤB1

■懐かしの駄菓子が大人向けになって新登場!

地下1階での買い物を終えたら、1階へ移動します。ジェイアール名古屋タカシマヤの1階は、金時計を真ん中に建物が左右で半分に分かれているためご注意ください。「デリシャスコート」という人気のグルメブランドが集まるエリアを目指します。

◇THE RAMUNE LOVERS

続いて紹介するお店は、新感覚ラムネ菓子を販売する「THE RAMUNE LOVERS(ザ・ラムネラバーズ)」。実はこのお店、「クッピーラムネ」のメーカー「カクダイ製菓」から2021年3月にデビューしたばかりのお店なんです。

「アソートBox(小)」1,620円

そもそもクッピーラムネを名古屋の会社が作っているということをご存じない方も多いかもしれませんね。カクダイ製菓は現在も名古屋市内に本社を構える企業で、名駅ではおみやげ用クッピーラムネが販売されています。

大人向けラムネの新ブランドとしてデビューしたTHE RAMUNE LOVERS。ここでしか買えない新食感「生ラムネ」は、口に運ぶと“ほろしゅわっ”と溶けてなくなりました! 確かにこれは普通のラムネにはない食感。フレッシュな果汁の風味も広がります。

レギュラー販売のほか季節限定フレーバーなど種類も豊富なので、おみやげにはアソートBoxがおすすめ。「ピスタチオラズベリー・ハニーレモネード・メロンクリームソーダ・オレンジティー・名古屋小倉バター」が入っています。

【ACCESS】

THE RAMUNE LOVERS(ザ・ラムネラバーズ)

愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
ジェイアール名古屋タカシマヤ1F

■定番みやげがおしゃれにパワーアップ!

ジェイアール名古屋タカシマヤでのお買い物を終えたら、地下街を通って「KITTE 名古屋」に向かいましょう。実は名古屋、昔から大規模な地下街が発達していることでも有名なんです。名古屋駅や栄周辺では、地下街を通って移動するのがメインになっているほどです。

◇青柳総本家

2016年にオープンしたKITTE 名古屋にお店を構えているのが、ういろうで有名な青柳総本家(あおやぎそうほんけ)。ここでは定番のういろうの他、店舗限定の「ひとくち生ういろう」や、店内でKITTE 名古屋店限定の甘味やお茶も楽しむことができます。

「Willows」(ピスタチオ/凍頂烏龍茶&黒糖/モンブラン)各540円

そんな青柳総本家から2022年3月より販売されているのが、紅茶に合わせるういろう「Willows(ウィロウズ)」。かわいらしいパッケージが目を惹きます。

ういろうは米粉を主原料としているため、パッケージの白いスリーブにはお米の柄をあしらっています。見た目もかわいらしくコンパクトなので、ちょっとしたおみやげに最適です!

緑茶など日本茶が合うイメージのあるういろうですが、ピスタチオの香ばしさや凍頂烏龍茶の風味が紅茶とマッチ! 青柳総本家らしいモチッとしたういろう本来の食感はそのままに、新たなペアリングを発見することができました。

Willowsは今のところ期間限定での発売となるようなので、ぜひお早めにチェックしてみてください!

【ACCESS】

青柳総本家 KITTE名古屋店

名古屋市中村区名駅1-1-1
KITTE名古屋店1F

■地元の新たな魅力を発見

今回は私が名古屋出身ということもあり、名古屋駅の攻略方法と一緒にお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

定番のおみやげはもちろん知っていましたが、有名店が新たにおしゃれでかわいい商品を販売していることを今回初めて知り、私自身も新たな地元の魅力を知ることができました。

全国旅行支援や年末年始の帰省など、これから旅行の機会が増えていくかと思います。名古屋はもちろん旅行の際は、ぜひおみやげ選びにもこだわってみてはいかがでしょうか。

(取材・文:松岡紘子/マイナビウーマン編集部)