名古屋から一生に一度は訪れたい、憧れの宿をピックアップ!今回は、国内随一の温泉スポット・静岡県伊豆市にある修繕寺温泉の旅館『新井旅館』をご紹介。多くの文化人に愛された趣ある登録文化財の歴史ある宿となっています。

小京都を彷彿とさせる伊豆ノスタルジックな街並みとともに、ゆったりと歴史情緒あふれる旅館でくつろぎのひとときを過ごしてみて。

まるで小京都!文人・墨人が愛した修繕寺温泉に佇む旅館

創業当初の名前は、「景気館新井」。”この湯は人の気を養うために湧く温泉”ということが由来し、創業当時から人々の癒しだったことがうかがえます。

芥川龍之介や横山大歓、川端康成などの文人や墨人に愛されたことでも有名。創業は明治5年と歴史ある老舗旅館となっています!

さらに旅館のある修繕寺温泉は、ノスタルジックなの街並みも魅力。川沿いには北条と源氏とゆかりのある史跡も多く点在するなど、歴史情緒溢れる雰囲気を楽しみながら散策するのもおすすめです!

国の登録文化財!風格ある旅館内客室をご紹介

まるで絵画!四季折々の景色が望める庭園

ロビーから望むことができる庭園。

国の登録文化財の宿として話題の『新井旅館』。清流沿いに佇む著名人に愛された旅館内には、窓から望める四季折々の景色が楽しめる庭園も。

鯉が泳ぐ池があるなど、由緒正しい料亭のような雰囲気。まるで日本の絵画のような美しい情景で癒されてみて。

格式ある自然感じる客室

小窓から「竹林の小径」が見える、客室「花の棟」。まるで絵巻物のような趣のある景観が広がります。夜間にはライトアップされているので、そちらも注目!

登録文化財の格式あるお部屋からは、鳥のさえずりや川のせせらぎが聞こえるなど、風情漂う雰囲気も魅力。画人や文人らが足繁く通った、インスピレーション溢れるお部屋をぜひ覗いてみよう。

全てのお部屋がフリーWiFi完備なので、歴史ある旅館ながら実用的なのも嬉しいポイントです!

『新井旅館』登録文化財のお部屋をチェック

■「吉野の棟」
書院数寄屋造りで、離れのように作られた特別室の棟。各部屋贅沢な広さと優美な造りとなっています。清流桂川沿いで、「竹林の小径」も望めることも。秋には真っ赤な紅葉を眺めながらのんびりくつろぐこともできますよ。

■「桐の棟」
赤杉を使った寄屋造の客室。池の景観を取り込んだ贅沢で格調高い雰囲気で、外国からの観光客にも人気の日本の風情を思う存分感じることのできるお部屋となっています。
客室からの眺めは、まるで水上にいるような心地よい気分にさせてくれます。

■「花の棟」
池の上を渡る廊下を通ってたどり着く客室棟。建物には杉が使われており、床の間や窓などは部屋ごとに異なる趣が楽しめます。緑があふれる季節と真っ赤に染まった紅葉、違った魅力でどちらの季節もゆったりしたひとときが過ごせますよ。

■「雪の棟」
明治32年に建築された歴史ある棟。客室は全室庭園向きで閑静な雰囲気となっています。四季折々に咲く花々も見もの。初夏には、蛍鑑賞会も楽しめます。

■「あやめの棟」
清流桂川に面し、春には満開の桜を眺めることができる数寄屋造りの棟。初代中村吉右衛門(歌舞伎役者)がこよなく愛した客室としても知られる由緒正しいお部屋となっています。

■「月の棟」
全室庭園向きの玄関は宇治の平等院を模した棟。月の棟は藤原時代の建築様式を彷彿とさせる作りにも注目。当館のシンボルである青州楼が見える客室もあ理、さまざまな情景が楽しめるのも魅力です。

■「桂の棟」
『新井旅館』唯一のツインベッドタイプの客室。全てのお部屋が清流桂川に面しており、修善寺名所「独鈷の湯」を眺めることのでみるお部屋もあります。

■「霞の棟」
明治41年建築、全ての客室は桂川に面し、樹齢300年の赤松の芯去り材の上を使った贅沢な客室揃う棟。秋には紅葉、春には満開の桜と伊豆の風情と歴史を感じることができます。

芥川も愛した名建築の大浴場

浴槽の縁に巨大な伊豆石が据えられた「天平大浴堂」。芥川龍之介が、池の鯉を望むガラス窓が気に入っていたという逸話も。

全て源泉掛け流しで風情漂う『新井旅館』の温泉。中でも、『新井旅館』の目玉となる浴場が「天平大浴堂」。

昭和9年に建てられた様式、材質、技術すべてに優れた名建築と言われ、台湾から運んだ檜の芯去り材を使った総檜造りの文人・墨人に愛された趣ある浴場に注目です。

旬の海&山の幸を使用!見た目美しい会席料理にも注目

日替わりメニューが魅力の会席料理。

見た目も美しい会席料理も『新井旅館』の魅力。旬の素材を使い、心を込めて調理された料理に舌鼓をうって身も心もさらに癒されて。

店舗名:新井旅館

住所:静岡県伊豆市修善寺970

電話番号:0558-72-2007

営業時間:チェックIN15:00~/OUT~11:00

定休日:不定休

公式サイト:http://arairyokan.net/