ヘアアレンジが第一印象に大きな影響を与えるって知っていましたか? 同じメイクなのにヘアアレンジ一つで若く見えたり、反対におばさんっぽく見えてしまったり……。今回はおばさんっぽいと感じてしまうヘアアレンジについて詳しくご紹介したいと思います。

若見えしたかったのにおば見え……

いつもはヘアアレンジをあまりしないという人でも、たまに手を加えてみると印象がガラッと変わって素敵になったり若見えできたりしますよね。できることなら若く見られたいのは女性なら誰でも同じ気持ちなのではないでしょうか。でもちょっと待って。

せっかくヘアアレンジを頑張ったのに、間違ったことをしてしまうと若見えどころか「おばさんっぽいな……」なんて思われてしまう可能性があるんです。

おばさんっぽいなんて思われないようにつぎの点に注意してヘアアレンジを楽しんでください。


おくれ毛が姫っぽい

「タイムスリップしちゃった? 」と周りを驚かせるのがおくれ毛姫女。ヘアアレンジをするときに「おくれ毛を出してください」なんてアドバイス、よく聞きますよね。

でもそのおくれ毛、もみあげのところでぱっつんとまっすぐに切られた毛束が出ていると「おばさんぽいなぁ……」と感じてしまう人が多いようです。

一昔前に流行った姫カット、若い子がやるならファッションの一部かもしれませんが、ある程度年を重ねた大人の女性がやると昭和の匂いを強く出してしまうので要注意です。

おくれ毛というのはあくまでも本体の毛束に入りきらなかった毛なので量に注意してください。


きっちりしすぎている

「これから面接ですか? 」と聞きたくなるくらいきっちりと束ねられたヘアアレンジは、古き良き時代を思い出すとともにやはり古臭さの象徴でもあります。

客室乗務員さんのような職業上ぴっちりとまとめなくてはいけないケースならまだしも、プライベートであまりにもきっちりとしすぎているとおばさんっぽい雰囲気を出してしまうようです。

きっちりとまとめていないとだらしないと思われる時代は終わりました。ちょっとラフな雰囲気を感じたほうが現代っぽいのかもしれません。


低い位置で髪を結わく

「昔々あるところに……」なんて物語が聞こえてきそう。まるで意地悪ばあさん…… いやいや正直ばあさんのような低い位置で一つにまとめられたヘアアレンジ。

ルーズに一つにまとめるというのも、ただゆったりと結わけばいいというものではありません。さらに背中が丸まっていたら「その桃を運ぶのお手伝いしましょうか? 」なんてつい声をかけたくなります。

いったいどうやって桃太郎のおばあさんはあの大きな桃(推定10キロ以上)を運んだのだろう? なんてことはさておき、大人の女性はおばあさんヘアアレンジは絶対にNGということだけお伝えしておきます。


分け目がくっきりしている

「分け目ハゲ予備軍? 」なんて言葉が聞こえてきそうな真ん中にくっきりと浮かぶ白い線、通称真ん中分け。

今の流行り派分け目をぼやかしてルーズにヘアアレンジするものが多いので、大人の女性がきっちりと分け目を付けたままヘアアレンジをしているとおばさんっぽい印象が強くなってしまいます。

もちろん分け目が横にあったとて同じこと。真ん中できっちり分けたまま髪を結ぶなんて卑弥呼様のしもべの人たちですか? って思われかねませんので要注意。


ルーズなほぐしをしすぎる

「頭の上で鳥でも飼っているのかな? 」なんて二度見しちゃうほどトップにボリュームが出ている人いますよね。

若見えのコツを意識しすぎて結んだ後に髪の毛をどんどん引き出してしまい、それ出しすぎてもうぐちゃぐちゃですよ! っていう方、大人の女性によく見かけるパターンです。

ヘアスプレーでがちがちに固めてしまっているので風が吹いても一向に崩れないなんて人もいるのでよけに目が離せません。きっちりなりすぎないようにルーズめにといっても限度というものが必要なのです。


結んでいるゴムが丸見え

「せめて黒色のゴム、なかったのかな……」なんて見てはいけないものを見てしまったような気持ちにさせるヘアゴム目撃事件。蛍光色やどこに売ってるの? なんでその色買ったの? と相手を戸惑わせてしまうような奇抜な模様までありとあらゆる目撃情報が寄せられています。

ヘアアレンジの仕上げは結わいたゴムを隠すこと。ぜひこの言葉を胸にこれからも色々なヘアアレンジにチャレンジしてほしいです。


ヘアアクセサリー選びのセンスが古い

「娘さんのですか?」と思わず聞きそうになるような子供っぽいデザインのものや、「いつ買ったものですか?」と思うような年季の入ったものまで身に着ける人のセンスが問われるヘアアクセサリー。

ゴムで結わきっぱなしにするよりはましとはいえ、デザインによってはつけないほうがよかったなんてこともあるので要注意。

あまり仰々しくなく、シンプルで控えめなデザインのものがおすすめです。大きなリボンやキラキラしすぎているものはやめておいたほうが無難です。


顔周りの毛束感が細かい

「家に帰って休んだほうがいいよ」とついねぎらってしまいそうになる顔周りの毛のやつれた感。

ルーズさやラフさを出すために、顔周りに毛束を出すのは鉄板ですがあまりに細かくパラパラと出してしまうと生活に疲れている感じが出てしまいます。

こめかみ、もみあげ、耳後ろの3か所がおくれ毛の鉄則などと言われていますが、毛束の量に注意が必要です。多すぎると姫感が、細かすぎてもやつれ感がでてしまうので、その中間くらいの量が適量です。