リスクモンスターは7月13日、第5回「隣の芝生(企業)は青い」調査結果を発表した。同調査は、自身が勤める企業と比べて、知人や友人の勤務先がどれほど「青く見えているのか」を調査したもの。

「知人や友人の勤め先に対する羨望の有無」を調査したところ、「羨ましいと感じたことがある(以下、羨ましい)」(回答率32.7%)が「羨ましいと感じたことはない(以下、羨ましくない)」(同67.3%)を下回り、約7割の人が、隣の芝生(企業)を青いと感じていないことが明らかになった。

前回調査との比較では、「羨ましい」が0.9ポイント低下しており、第1回の調査以降、「羨ましい」割合は低下し続けているという。

知人・友人の勤め先を羨ましいと感じている人に、「羨ましいと思う勤務先」を調査したところ、第1位は「国家公務員」(回答率13.1%)となった。これに、「地方公務員」(同12.8%)、「トヨタ自動車」(同5.8%)、「キーエンス」「ソニー」(同1.8%)が続いている。

「隣の芝生(企業)は青い調査」は順位が変動しやすい傾向にあり、今回も、第6位「TOTO」(前回第54位)、第8位「アサヒビール」(同第54位)、第12位「ヤマハ」(第54位)、「三井物産」(同54位)、「全日本空輸(ANA)」(同54位)、「東レ」(同54位)、「富士フイルム」(同54位)の大幅ランクアップや、前回上位だった「味の素」(前回6位)、「NTTドコモ」(同6位)のベスト20圏外への大幅ランクダウンが発生している。

第5回「隣の芝生(企業)は青い」調査 資料:リスクモンスター

知人・友人が勤める企業について、羨ましいと感じる理由については、「給料が高い」(回答率61.8%)が最も多く、これに「福利厚生が充実している」(同40.1%)、「会社に安定性がある」(同39.4%)、「休みがとりやすい」(同24.8%)、「会社の知名度」(同24.5%)が順に続いている。