コムテックは7月12日、360度カメラ搭載通信型ドライブレコーダー「ZDR059」を7月15日に発売すると発表した。希望小売価格は73,480円。

360度カメラ搭載通信型ドライブレコーダー「ZDR059」

前後および車内を撮影できる前後2カメラタイプのドライブレコーダーに、LTE通信機能を搭載した。録画データの自動バックアップ、エンジン始動/停止を検知した際のスマートフォンへの通知、駐車位置が分からなくなった際の確認機能などに通信を活用する。個人利用のほか、簡易的な運行管理機能としての法人利用も見込む。

一定以上の衝撃を検知した際などに録画データを自動でクラウドに保存する。ローカルのSDカードへの記録は一般的なドライブレコーダーと同様にループで上書きされるが、クラウド側のデータであればさかのぼって確認できるため、万が一、事故などの重要な録画データが上書きされてしまった場合でも証拠を探せる可能性が上がる。

通信機能を利用するには、有料プランに加入する必要がある。プランは2通りあり、「画像プラン」は4,900円/年、「動画・通話プラン」は14,000円/年。購入時には画像プランが1年間無料で付帯する。2年目以降の契約やプラン変更はスマートフォン用アプリで行う。

レンズの画角は、フロントが水平360度/垂直240度、リアが水平138度/垂直70度(対角168度)。ディスプレイは3.1インチTFT液晶。32GB〜128GBのmicroSDカードに対応し、付属カードは32GB/class10。フロントカメラのサイズは約W100.8×H103.9×42.7mm、重さは約194g。リアカメラのサイズは約W38×H30×D27.3mm、重さは約35g。保証期間は3年間。