テスラが販売する電気自動車「モデル3」のオーナーが、完全自動運転機能を利用中に自動車が路面電車の前を横切ろうとしたと報告しました。

Train almost hits my Tesla! 10.12.2 FSD (Full Self Driving) Tesla zooming towards a train! - YouTube

Watch as Tesla's Autopilot Almost Steers Model 3 Into Oncoming Train

https://www.thedrive.com/news/watch-as-teslas-autopilot-almost-steers-model-3-into-oncoming-train

以下の動画で、モデル3が電車の前を横切ろうとした瞬間の実際の様子を確認できます。





ドライバーはアメリカのコロラド州デンバーの道路でモデル3の完全自動運転機能をテストしていました。問題の交差点に差し掛かったとき、正面の信号は赤。



信号が青に変わった後に自動車は左折を試みますが、正面からは電車が直進してきています。本来であれば前方の安全が確認できるまで自動車が待つことになっているはずがそのまま突っ込もうとしたため、ドライバーが慌てて手動でハンドルを切り、事なきを得ました。



モデル3が無理やり曲がろうとした理由は、「モデル3が電車を認識していなかった」か「十分に曲がりきれると考えたか」のどちらかだとみられます。しかし、ムービーをよく見てみると、テスラのシステムはしっかりと電車の姿を認識しているのが分かるため、前者の説は否定されます。



残ったもう1つの説にしても、モデル3が電車の前を横切るのに十分な時間があったとは到底考えられないのがムービーから分かります。自動車関連のニュースを取り上げるThe Driveは、「モデル3が時間内に方向転換できると考えたのならば、そのプログラミングはあまりにも積極的すぎます」と意見しました。テスラには自動運転中に発生した問題を報告するボタンがあるものの、ボタンを押すだけで終わりで詳細などを報告できないため、実際に役に立っているのかが不明とThe Driveは懸念しています。

動画の17分10秒からは、モデル3が通常の左折を行おうとしてハンドルを大きく切りすぎ、信号待ちの歩行者に突っ込もうとするような場面も記されています。ドライバーは「これが日常だ」と述べ、テスラに非常に失望した旨を主張しました。