今季サッスオーロでブレイクのスカマッカ、PSGが獲得に接近か

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パリ・サンジェルマン(PSG)がサッスオーロのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(23)の獲得に動いているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

オランダのPSVでプロデビューしたスカマッカは、2017年1月にサッスオーロへ加入。昨シーズンはレンタル先のジェノアでリーグ戦8ゴールと、まずまずの成績を残すと、レンタルバックした今シーズンは広いシュートレンジとフィジカルの強さを活かしてセリエAの35試合で16ゴールの好成績を収め、ビッグクラブから注目を集める存在となった。

成長著しいイタリア代表FWに対しては、ミランやインテル、ユベントスといった国内のチームに加え、アーセナル、ニューカッスルらプレミアリーグ勢も関心を示している。しかし、『スカイ・スポーツ』によるとPSGが獲得に向けて本格的に動き出しているようだ。

PSGはエースであるFWキリアン・ムバッペがレアル・マドリーからの誘いを断り契約延長に応じた一方で、FWマウロ・イカルディは退団濃厚。その後釜として注目するスカマッカ獲得に向けて3500万ユーロ(約49億円)+ボーナスというオファーを提示したが、サッスオーロの要求額は5000万ユーロ(約70億円)。交渉は継続しているものの、金額面ではまだ大きな差があるようだ。

PSGはこれまでもイタリアからFWズラタン・イブラヒモビッチ、DFチアゴ・シウバ、MFマルコ・ヴェッラッティら多くの有力選手を獲得してきたが、今夏にはスカマッカがその流れに乗るかもしれない。