【血液型O型】性格と行動の特徴は…生死を賭けて勝負に挑むハンター

写真拡大

 血液型によって、性格や行動パターンを占う「血液型占い」。A型は気配り上手、B型はマイペース、O型は負けず嫌い、AB型はクールって言うけれど、本当にそう? 知っているようで知らない血液型のあれこれ。今回は、O型について深掘りしてみましょう!

■O型の性格とは?
 まずは、血液型についての基礎知識です。あなたは血液型を血液の型だと思っていませんか? それも間違ってはいないのですが、正確には全ての細胞や体液、髪、爪にも存在する「血液型物質」の違いを指します。つまり、血液型とは体質の型のことなのです。

 この血液型物質のベースとなるのがO型で、約40000年前に誕生した最初の人類、クロマニヨン人はO型だったと言われています。血液型の派生には諸説ありますが、狩猟民族であったクロマニヨン人が、新たな食料を求めて新天地を目指した結果、それぞれの土地や生活スタイルに合わせてA型やB型、AB型に変化していったのです。現代でも人類発祥の地とされる赤道直下のアフリカや南米では、O型が全体の90%以上を占めています。日本ではA型に次いで多いのがO型で、A型4割、O型3割、B型2割、AB型1割の割合となっています。

◎O型はエネルギッシュで行動力抜群!
 原始時代の狩猟民族をルーツとするO型。狩りをして生きてきたため、アグレッシブなサバイバル精神や行動力が発達しました。そこから、「パワフル」「目的指向型」「競争心が強い」「本能に忠実」といったO型気質が生まれたのです。O型がピンチに強く、何事にも前向きに立ち向かうパワーを持っているのは、狩猟民族の血統だからなのでしょう。

■O型の性格と行動の特徴
 狩猟民族の血を引くO型には、「生死を賭けて勝負に挑むハンター」としての本能があり、性格や行動に強い影響を与えています。その特徴を具体的に見ていきましょう。

◎ポジティブでパワフル
 全ての血液型の基本とも言えるO型は、生命力にあふれ、生きることに前向きなタイプ。自己肯定感が強く、何事にもポジティブに立ち向かいます。食欲・性欲・権力欲といった「欲」が他の血液型に比べて強いのも特徴で、そんな自分をオープンに表現するのです。裏表のない素直さ、パワフルさがO型の長所を作り出しています。

◎目的志向型
 O型はひとつの目的に向かって一直線に突き進みます。目的達成のためには余計なものをシビア切り捨てるなど、手段を選ばないところもあるでしょう。そんなO型は、目的が定まらないと気持ちのハリを失い、投げやりになってしまいがち。自分なりの目的を持てるかどうかに、人生の幸福のカギが隠されているのです。

◎大らかだけどしたたか
 O型は大らか、そんなイメージを持っている人も多いでしょう。これはO型が大局を見て物事を判断するから。細かいことにこだわらないので、大らかな印象を周囲に与えます。その一方、O型は力関係に敏感で、自分が有利になる方法を無意識で考えるところも。大らかな雰囲気の裏には、冷静に状況を読むしたたかさがあるのです。

◎勝負に全力を尽くす
 狩猟民族の血を引くO型は、状況判断するのが得意で、これはイケると思ったときにだけ勝負に出ます。負け戦は避けるタイプです。そんなO型は全力で勝ちを取りにいくときと、力を抜いているときの差が激しく、まるで別人のようにも。ムダなことはしない、現実的で合理的なO型ならではの生き方と言えるでしょう。

◎仲間を大切にする
 部族で行動していた狩猟時代の名残か、O型は仲間意識が強く、「仲間か、そうでないか」で人を区別するところがあります。いったん自分の仲間と認めたら、親身になって相手の世話を焼き、家族のように本音で付き合おうとするはず。ただ、O型は自己主張が強いので、周囲を振り回す可能性がなきにしもあらず。

(夏川リエ)