低調スタートのエバートン指揮官、選手たちに警告「隠れる場所はない」

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エバートンを率いるマルコ・シウバ監督が、低調なパフォーマンスが続く自軍の選手たちに対して強い口調で奮起を求めている。イギリス『スカイ・スポーツ』がポルトガル人指揮官のコメントを伝えている。

昨夏からビッグ6を除くプレミアリーグのクラブの中で移籍市場に積極的に資金を投下しているエバートン。

今夏もMFファビアン・デルフやFWアレックス・イウォビ、FWモイゼ・ケアン、MFジャン=フィリップ・グバミン、DFジブリル・シディベなど新戦力の獲得に成功した。

しかし、チームは開幕6試合でビッグ6との対戦が一度もなかったにも関わらず、2勝3敗1分けの14位と低迷。とりわけ、直近2試合ではボーンマス、シェフィールド・ユナイテッド相手に複数失点を喫しての連敗中となっている。

24日にEFLカップ(カラバオカップ)3回戦でシェフィールド・ウェンズデイとの対戦を控える中、公式会見に出席したシウバ監督は、選手たちに対して「隠れる場所はない」と、ここからの奮起を促している。

「(プレーヤーたちに対して)誰も隠れることはできないと話した」

「(シェフィールド・ユナイテッド戦の敗戦後に)それをロッカールームで伝えた。我々には隠れる場所がなく、強いキャラクター、パーソナリティを示す必要があるということもね」

「我々はフットボールを通じて負うべき責任がある。私自身、いつでもファンのためにここ(会見場)に立っている。私は逃げも隠れもしないし、それは他の人も同様だ」

また、シウバ監督はリーグ戦での失態を払しょくする上で今回のシェフィールド・ウェンズデイ戦が「本当に重要」と語り、この試合での勝利を今後のリーグ戦に繋げたい考えであることを明らかにした。

「我々はこのコンペティション、自分たちの目標に敬意を表し、その中で自分たちができ得ることを達成したいと思っている」

「我々は強くなる必要があり、次のラウンドに到達したいと考えている。それこそが自分たちの求めているものであり、この一戦に対するリアクションだ」