元マンUのR・モリソンがスウェーデンへ…エステルスンドFKと短期契約

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 エステルスンドFK(スウェーデン1部)は14日、元イングランドU−21代表のラヴェル・モリソンと6月30日までの短期契約を結んだと発表した。

 現在26歳のモリソンはマンチェスター・Uの下部組織出身で、2010年にトップチーム昇格。イギリスメディア『BBC』によると当時同僚の元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏らから「最も才能のある若手選手」と評されるなど高い期待を受けていた。しかし定着することはなく2012年にウェストハムへ完全移籍。2013−14シーズンの前半戦こそプレミアリーグで16試合に出場したが、その後は下部リーグへのレンタル移籍を繰り返し、また素行の悪さも目立ったため同クラブとの契約を解消。2015年夏にフリー移籍でラツィオに加入した。

 しかしイタリアでも出場機会を得ることはできずに、母国のクイーンズ・パーク・レンジャーズやCFアトラス(メキシコ)へレンタル移籍を経験し、今回ラツィオとの契約を解除してスウェーデンに渡ることが決定した。かつてフランス代表MFポール・ポグバやイングランド代表MFジェシー・リンガードらとともにマンチェスター・Uの下部組織で活躍した“元逸材”は3月に開幕する同国リーグでそのポテンシャルを発揮することはできるのだろうか。