今年の4月30日で、約30年間つづいた「平成」も終わりを迎えます。新しい元号に変わるタイミングで、新しいことを始めたり、生活のリセットを考えたりしている人も多いのでは?

なかには、「平成」で終わりにしたいと思っていることも……。そこでウートピ編集部では、毎日忙しく働く20代後半から30代の女性たちに、「平成」で終わりにしたい職場の習慣を聞いてみました!

職場の人に「お土産」を配ることをやめたい!

26歳、企画職

出張やプライベートで地方に行ったとき、事業部全体(30人くらい)にお土産を買ってくる習慣を終わりにしたいです。だって、お土産でいただいたお菓子で「このお菓子、美味しいな〜! もう、お取り寄せしちゃおっかな!!」って“心から”思ったこと、あります?

みんな買ってくるので、私も惰性で買っていくのですが、荷物にもなるし……。何より、オフのときは仕事のことを思い出したくないので、なるべくやめたいです。

おごってくれた上司への「お礼参り」がイヤ!

32歳、広告系

上司や先輩と飲みに行ったり、食事に行ったりして、おごってもらうことってありますよね。おごってもらうのはありがたいし、その場できちんとお礼を言うのは当たり前だと思うのですが、次の日にもう一回、おごってくれた人の元へお礼を言いに行く習慣をやめたいです。だいたいみんなでぞろぞろと行くんですが、そういう光景もあまりいいもんじゃないよなって……。

実は、社会人1年目のときにおごってもらった次の日に挨拶に行かなかったら、すごく怒られてたんです。でも、そういう習慣って教えてもらわないとわからないものだし「仕事でミスしたら普通に注意されるだけなのに、お礼に行かなかっただけで、何でこんなに怒られるの?」って、疑問に思いました。

次の日もお礼を言いに行くのって、なんか上下関係が露骨ですごく嫌だなって思います。きっとお礼を言うこと自体が嫌なのではなく、体育会系の雰囲気が嫌なんだと思います。

「お酌」はやりたい人がやる、じゃダメなの?

33歳、人材系

飲み会でビールを注いだり、サラダを取り分けたりするのが、女子や新人の役目となっているのが嫌だなあと思います。対等じゃない気がするし、「気づいた人ややりたい人がやればいいじゃん!」っていつも思っています。

先輩や上司は、やらない人に対して「女子力がない」だの「新人なんだからやって当然」という態度でいるし、新人女子の間では「サラダを取り分ける」役を奪い合う醜い“アピール合戦”が繰り広げられているのを見ると「ここは地獄かな」と思います。

風邪ひいたら休もう

35歳、編集

インフルエンザや風邪のときはちゃんと会社を休んでほしいなって思います。時々、無理して出社してくる人もいるけれど、正直言って迷惑です!

この前も、風邪なのに出社してきた同僚が、やる気と根性をアピールしていましたが、頼むから菌を撒き散らすなと思いました。風邪やインフルエンザ、大雪のときに無理して出社する文化は平成で終わりにしませんか?

“みんなで”プレゼントするのをやめたい

36歳、商社

誕生日やバレンタインデーなど何かイベントごとがあるたびに「みんなで」プレゼントしたり、男性社員にチョコをあげたりする習慣をやめたいですね。コミュニケーションの活性化とか言いますが、そのための準備にどれほどリソースが割かれるかと思うと、ぞっとします。

やりたい人がやるでいいのでは? と日頃から感じていたため、今年のバレンタインデーは「私は参加しません」と断りました。やりたい人は不満そうでしたが、なぜみんなでやることにこだわるのかわかりません。同調圧力をかけ合う習慣は平成で終わりにしてほしいです。

いまだに「昭和」の慣習に頭を悩ませている?

調査してみると、職場へのお土産配り、上司や先輩へのお礼参りやお酌、会社への忠誠心といった声が上がりました。「平成」も終わりだというのに、「昭和」の忘れ物的な習慣や慣習が目立ったことに驚きです。あなたの職場には、そんな終わりにしたい習慣はありませんか?

ウートピ編集部