体がグッタリなときは「緑・黄色の濃い」食材で疲労に打ち勝つ!
体が疲れていると、「一刻も早く休みたい」という気持ちから食事は二の次になりがち。「食べる物はなんでもよい」思ってしまう気持ち、わかります。
確かに休息を取ることで体は一時的に元気になるかもしれません。ですが、その元気も長続きはしませんよね。やはり、“何を食べるか”はとても大事なのです。
今回は、体がグッタリなときに食べたい疲労回復食材を紹介していきたいと思います。
体がグッタリとしてしまう疲労の原因のひとつには、“酸化”が挙げられます。体に酸化が起こると、血液がドロドロになったり、血管や免疫の損傷が起こったり……、疲労やダルさを慢性的に感じるように。では、酸化はなぜ起こるのでしょうか。
それは、紫外線や大気汚染、身体的・肉体的ストレス、食生活・生活習慣の乱れ、喫煙などが原因と考えられています。
そこで役に立ってくれるのが、抗酸化作用を持つ食材。
オススメは抗酸化作用を持つ“緑・黄色の濃い”食材体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンは、抗酸化作用を持ち、疲労を予防・改善することに期待される栄養成分。カボチャや小松菜、春菊、明日葉、ニラ、にんじん、みかん、柿に豊富に含まれます。
なかでも、今の時期にオススメなのは明日葉。β-カロテンのほかにも、鉄分やカルシウムマグネシウムといったミネラル、花粉症などアレルギーの軽減に効果を発揮するといわれるルテオリンという成分も含みます。
あとは、トマトや紫芋、ビーツ、ベリー類などにも抗酸化成分が含まれるので覚えておくとよいでしょう。
疲れているときこそ、食材選びに慎重になりたいところ。外食や惣菜を買うときも、これらの食材を含むものを選んでみてくださいね。
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【筆者略歴】
高木沙織
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。