ワンプレートより皿数多め!早食いを直すコツ3つ
よく噛んでゆっくり食べると、脳の満腹中枢が刺激されて食欲が抑えられたり、食べ物の消化吸収がよくなったりしてダイエットになる……、そう分かってはいても、早食いが治らない人は少なくないでしょう。また、自覚はなかったけれど、「いつも周りの人より早く食べ終わってしまう」というそこのあなた! 食べるペースがちょっと早いのかも?
今回は、早食いを“ゆっくり食べ”に変えてダイエットに役立てる方法をお伝えします。
自宅でも外食先でも、箸置きを使う機会が減ってきましたよね。ですが、この「箸を置く〜持つ」一連の動作が加わることで、食べるペースをゆっくりにできるのです。
まず、食事を数口食べます。そして、箸を揃えて箸置きに置く。この間にしっかりと咀嚼をしたり、家族、友人との会話を楽しんだりします。それから右手で箸の持ち手をつまんで持ち上げ、左手は箸の中央を持ち、右手で箸を正しく持ち直すのですが、このひと手間が積み重なることで、次から次へと食べてしまう早食いの予防になるのです。
2・・・皿数を増やす出典: Woman Wellness Online
自宅での食事では、洗い物の手間を考えて食器の数を少なくしようとしがち。ワンプレートに全ての料理を盛り付ける人も多いでしょう。これも、早食いの元。箸が次から次へと進んでしまうからです。
皿数を増やし、料理ごとに盛り付けをすれば、食べる順序を考えたり手を動かしたりするようになるため、時間を稼ぐことができます。
3・・・スマートフォンは離れた場所に出典: Woman Wellness Online
スマートフォンを片手に食事をする人も多いでしょう。ニュースを読んだりSNSをチェックしたり……。ちょっとした楽しみである気持ちもわかるのですが、食事への意識が薄まり、箸が進みやすくなります。
料理を視覚から楽しむことは食事を大事にすることにつながり、それが「ゆっくり食べよう」という気持ちにしてくれるはず。
食事の時間はスマートフォンを離れた場所に置く、バッグの中にしまうなどして、食べることに集中しましょう。
ほんの少し食事の作法や配膳、習慣を変えるだけでゆっくり食べに変えることができます。美容や健康のためにも、食事のペースダウンを意識してみてはいかがでしょうか。
ワンプレートより皿数多め!早食いを直すコツ3つはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。
【筆者略歴】
高木沙織
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。