【速報】錦織圭、復帰2大会目はストレートで準決勝進出。第2セットを6-3で連取[ATPチャレンジャーダラス／準々決勝]

右手首ケガから約5ヶ月ぶりに復帰し、2大会目「ATPチャレンジャーダラス」を戦っている錦織圭（日本／日清食品）。復帰後初の連勝で勝ち進んだベスト8では、世界ランク295位ドミニク・コプファー（ドイツ）と対戦。錦織は、第1セットをタイブレークの末に7-6(3)で先取。続く第2セットも6-3で連取して、ストレートでベスト4進出を決めた。

先週行われた復帰初戦「男子テニスＡＴＰチャレンジャー ニューポートビーチ」は1回戦敗退。2大会目となる「ATPチャレンジャーダラス」は、1回戦でデニス・ノビコフ（アメリカ）、2回戦でマティアス・バッキンガー（ドイツ）を破り、8強入りを果たした錦織。ベスト8では、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク295位コプファーとの対戦となった。

第1セットをタイブレークの末に7-6(3)で先取した錦織。

迎えた第2セットは錦織のサーブからスタート。少しずつ動きの良くなってきた錦織は、しっかりと第1ゲームをキープ。さらに続く第2ゲームではリターンも良くなり、さっそく相手のサービスゲームをブレークした。

続く第3ゲームも安定したサーブで押し切ってキープ。ここまでを終えた時点で、第2セットに入ってからファーストサーブのパーセンテージが70％と、リズムを掴み始める。

直後の第4ゲーム、3連続ポイントを取るなどブレークポイントを迎えた錦織は、相手のミスにも助けられてブレーク。4ゲーム連取を記録する。

第5ゲーム、うまくショットが決まらず声を出す場面もあった錦織は、相手にブレークを許した。すると、コプファーに試合の流れが傾き、そこからコプファーは第6ゲーム、第7ゲームを連取する。

流れを取り戻したい錦織は、第8ゲームをブレークして、勝利まであと1ゲーム。第9ゲームはフォアハンドのウィナーなどでポイントを重ね、マッチポイント。最後はロングラリーからのボレーで決めて、そのまま6-3で第2セットを取りストレート勝利。4強入りを決めた。

錦織は次戦の準決勝で、世界ランク234位ジャン・ジェイソンと対戦する。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「BNPパリバ・オープン」のときの錦織
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)