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(台北 16日 中央社)超高層ビルの台北101で毎年恒例となっている元日花火ショーについて、同ビルの周徳宇董事長(会長)は16日、予算は前回の4500万台湾元(約1億7000万円)を上回る6000万元(約2億2500 万円)余りを見積もっていると明らかにした。

近年、資金不足が伝えられている同ビルの花火ショー。周董事長はこの日、立法院(国会)財政委員会の質疑に応じ、今回は実施が確定していると述べた。積極的にスポンサーを募っているところだと説明し、採算が取れる可能性もあるとの見方を示した。

周董事長によれば、今回はマルチメディアと光のショーを組み合わせたパフォーマンスとなる。環境に配慮し、花火の量は減らされるが、より多様な表現方法が使われるという。花火が放たれる時間の長さについては、4〜5分となる見通しを示している。

(邱柏勝/編集:楊千慧)