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 ジャニーズ事務所との契約をめぐり注目を集めてきたSMAPのメンバーたち。これまで彼らの契約は今年9月に切れるため、その3ヶ月前の6月には各自“契約更新するか否か”を事務所に表明するとみられてきた。関係者によると「ジャニーズはすでに5人の意思確認を行っている」という。

「SMAPがCDデビューした9月9日が、全メンバーの契約更新日といわれている。その3ヶ月前となる6月9日がジャニーズ残留の可否が決定する“Xデー”であり、すでに5人ともジャニーズに契約更新の意思表示を行っているようです」(芸能プロ関係者)

 元SMAPの5人のうち、分裂騒動中から事務所残留を主張していた木村拓哉(44)以外の4人の動向に注目が集まっていた。当初は独立派の中心的存在とされた中居正広(44)が率先して事務所を離れ、残りの3人もそれに追随するという見方が強かったが、今年春頃から中居の残留説が急浮上し、支持されるようになった。

「結局、中居はこのままジャニーズに留まると言われていますが、稲垣吾郎(43)も同じく残留組になるという説も。一方、草なぎ剛(42)と香取慎吾(40)は退社の運びに……。とはいえ、まだ木村以外の4人が揃って退社する可能性も残されています」(前同)

 その可能性を左右するのも、やはりSMAPでリーダーだった中居のようだ。

■ジャニーズ必死の慰留工作が実った?

 中居には、ある皮算用があった。前出の関係者が語る。

「中居は独立時にはSMAPの原盤権を持ち出せると思っていたものの、それができないと知って独立を諦めた、という話があります。また、ジャニーズサイドはとにかく全員の留意に必死で、9月ギリギリまで残留の説得を続けると言われている。つまり、中居やほかのメンバーにも、いまだに翻意の可能性があるんです。とりあえず、6月9日の結果についてはすでにマスコミ各社が取材中なので、すぐに分かることになるでしょう」

 まずは現段階での4人の意思が気になるところだが、9月まではその動向から目が離せないだろう。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。