一度につけ過ぎてない? プロは絶対やらない化粧水の塗りかた

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最新の美容成分が配合されたスキンケアを使っていても、効果が発揮できない使い方をしていては全くのムダ!

美肌になりたいから買っているのに意味なかった……という悲しい思いをしないために、今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、化粧水の浸透をアップさせる塗り方をご紹介します。

■コットンではなく「手」を使う

化粧水をしっかり浸透させたいというなら、コットンではなく手で付けることをおススメします。

コットンはまんべんなく付けることができますが、手は体温とお肌に密着させることができるところが最大の魅力。細部に塗るときは指の腹を使うことでまんべんなく付けることができますし、体温で温めながら化粧水をじっくりお肌に浸透させる効果もあります。

両手の5本の指をしっかり使うことで細部の保湿も完璧。

■500円玉ではなく1円玉くらい

化粧水の使用方法を見てみると「手のひらに500円玉ほどの〜」や「コットンに500円玉ほどの〜」と書かれていることが多いかと思います。

しかし、美肌になりたい方は1円玉くらいの大きさに留めておくことが吉。1円玉ほどの化粧水を手のひらになじませ、顔全体に塗り広げていきます。

お肌がみずみずしくなるまで何度も何度もくりかえしましょう。目安は5〜6回、乾燥を感じる方はさらに数回増やすとよいでしょう。

■ハンドプレスは5秒間

化粧水を使う時はハンドプレスが最も大切。一瞬ギュっと包み込むだけでは、ちょっと物足りないかも。

美肌のプロは1回のハンドプレスを5秒にすることでお肌にしっかり化粧水を浸透させます。肌と肌が合わさることで体温の力も借りて浸透率をアップさせる効果も。

この5秒の魔法が見た目に変化を生み出してくれるでしょう。

いかがでしたか? いつもは化粧水の使用方法通りに使用していたという方も、ひと手間を加えてあげるだけで今までより効果が実感できますよ。

このひと手間の積み重ねが数年先が変わってくると思いますよ。

【筆者略歴】

杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。

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Lana K / shutterstock