タバコ以外にも!今すぐやめたい「顔のくすみ」を招くNG習慣
特に夕方になると気になる顔の“くすみ”。くすみがあるだけで4、5歳ほど老けた印象を与えてしまうといわれています。
くすみの原因は様々ですが、ニコチンや一酸化炭素により血行不良を招くタバコは、くすみの大きな原因のひとつ。血中のビタミンCの量は、喫煙者と非喫煙者とでは約半分ほどともいわれていて、くすみだけでなく、しみやしわの原因にも繋がります。
しかし喫煙しない人も油断してはいけません。タバコを吸うことと同等、時にはそれ以上にくすみに繋がってしまう生活習慣があるんです。今回はエステティシャンの筆者が、そんな“くすみを招いてしまうNG生活習慣”についてお伝えいたします。
■肌に負担をかけるスキンケア
夕方になるにつれてくすみが増すことが多い人は、自分にあったスキンケアができていない可能性があります。
肌が乾燥していると、場所によっては皮脂が多く分泌され、夕方に向けてその皮脂が酸化しくすんで見えたり、皮脂が出にくい部分は毛穴がゴワゴワし、そこが光の影となりどんより見えます。
そのほかにも、くすみを招いてしまうNGなスキンケアの習慣がこちらです。
(1)顔を洗うお湯の温度が高い
(2)メイク落としが疎か
(3)いつもオイルクレンジングを使用している
(4)化粧水やクリームなどが肌に浸透する前にメイクを行う
(5)使用する化粧水やクリームの量が不足している
(6)食事の栄養に偏りがある
これらに当てはまる人は、肌がSOSを出しているくすみといえます。
■寝不足続きで、身体をケアできていない
夜更かししてしまった翌朝は、目の周りを中心に顔全体がくすんで見えます。
寝不足による血行不良だけでなく、時間がないことによって湯船に浸からずシャワーだけにしてしまうことなども代謝が悪くなることに繋がり、くすみを招く原因となります。
(1)寝不足
(2)シャワーのみで湯船につからない
(3)大きなストレスを抱えている
(4)肩こりや身体のこりがひどい、身体がかたい
これらに当てはまる人は身体をリフレッシュする日をつくったり、蒸しタオルを使って、血行を促進することで改善されやすくなります。
■女性に多い、冷えやむくみ
くすみは顔だけのように思われがちですが、くすみやすい人は実は身体もくすんでいます。
くすみとは、簡単にいえば“血行不良”です。常に冷えを感じていたり、むくみが気になる人は、血液循環があまり上手に行われておらず、代謝が下がりやすい身体になっているといえます。
(1)お酒が大好き
(2)運動が好きではない、運動をしない
(3)便秘になりやすい
これらに当てはまる人は、まずは食事や飲酒の量、運動といった規則的な生活習慣を見直してみましょう。
いかがでしたか? 上記の生活習慣を見直すことに加え、特に夏の終わりには古くなった角質を除去し、栄養をたっぷりと与えてあげるスキンケアを行ってください。
それらのケアに加えて、自分にあった正しい生活習慣を身につけ、くすみレスな素肌を目指しましょう!
【筆者略歴】
※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。
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