クリエイティブ産業の祭典開幕  台湾茶や日本の食文化紹介する展示も

写真拡大 (全2枚)

(台北 20日 中央社)クリエイティブ産業の祭典「クリエイティブエキスポ台湾」(台湾文博会)が20日、台北市内で開幕した。台湾や日本、英国、デンマークそれぞれのデザイナーやキュレーターが手掛けた4つのパビリオンを通じ、現代デザインの流行を反映したライフスタイルを紹介する。

同イベントは2010年から毎年開催されており、クリエイティブ商品やサービスの商談や宣伝の場となっている。華山1914文化創意産業園区と松山文創園区、花博公園争艶館の3カ所を会場とし、それぞれの会場別に工芸、デザイン、ライセンスの分野の展示を行う。参加企業数は台湾と海外合わせて638社に上る。

台湾館では茶缶を組み合わせたタイムトンネルを展示。台湾の茶文化が表現されている。日本館は「食日常」をコンセプトに、先人の知恵が生んだ日本独特の食文化を紹介する。日本館の企画は、ミラノ万博日本館の広報・行催事プロデューサーを務めた桐山登士樹さんが担当した。

会期は24日まで。20、21日に入場できるのは業界関係者やバイヤーのみで、一般に開放されるのは22日から。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)