左から原浩一郎役の北村有起哉、森由人役の満島真之介、尾形洋子役の優香 ©2016「オーバー・フェンス」製作委員会

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山下敦弘監督の映画『オーバー・フェンス』の追加キャストが発表された。

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出演が明らかになったのは、オダギリジョー演じる主人公の白岩が通う職業訓練校の生徒・森由人役の満島真之介、同じく生徒の原浩一郎役を演じる北村有起哉、白岩の元妻・尾形洋子役を演じる優香。

満島演じる森は訓練校で作業を上手くこなせず、鬼教官から度々罵声を浴びている問題児で、深い闇を抱えているという役どころ。満島は森を演じたことを振り返り、「自分にとって挑戦でした」と語っている。

9月から東京・テアトル新宿ほか全国で公開される『オーバー・フェンス』は、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』などの著書を発表した佐藤泰志の同名小説が原作。妻に見限られて故郷の函館に戻り、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らす白岩が、鳥の動きを真似る風変わりなホステス・聡と出会って彼女に強く惹かれていく、というあらすじだ。キャストにはオダギリに加え、聡役の蒼井優、白岩と同じ職業訓練校に通う代島役の松田翔太が名を連ねている。

■北村有起哉のコメント
ずっと皆で函館で合宿生活をしていたので、ファミリーのようでとても居心地がよかったですね。一つ一つ淡々と丁寧に皆で作っていく。
僕も参加しながら「やっぱ映画っていいなぁ」と。こんな思いは実は久しぶりだったので、しみじみと心地よさを実感していました。
念願の山下監督ともついにご一緒できたので嬉しかったです。本当に映画が好きな人たちが集まって作った映画ですね。

■満島真之介のコメント
今回の森という役柄を演じることは、自分にとって挑戦でした。
悲しみ、孤独、僕の記憶の中にあるいろんな感情が森の行動に宿る気がしていたんです。
函館という街の歴史や、住んでいる人たちから、人と人とのつながり、生きていく強さを感じ、それが力になりました。今日、その瞬間にその感情がどこにいるか、この映画は観る人、季節によっていろんな感じ方ができ、「今を生きている。」そう強く感じられる映画です。

■優香のコメント
山下監督の作品の中に、参加出来る喜びと緊張が入り混じって、函館の風景や空気に触れながら、あっという間に過ぎていった数日間。
山下組に初参加させていただき、素晴らしいキャストの皆さん、スタッフさんとご一緒出来た事、本当に幸せです。