SMAP解散“阻止”運動が発生…ファンのCD大量買いもジャニーズ事務所は黙殺か
ジャニーズ事務所のトップアイドルグループ・SMAPの“解散”が1月13日に報じたことを受けて、グループ解散阻止を訴える一部ファンの間で「購買行動」が広まっているという。
報道によれば、SMAPの育ての親と言われる女性チーフマネジャー・飯島三智氏がジャニーズを退社するに伴い、SMAP・中居正広（43）、稲垣吾郎（42）、草なぎ剛（41）、香取慎吾（38）も独立し、木村拓哉（43）だけが同事務所に残留。このまま木村拓哉以外のメンバーがジャニーズから出た場合、事務所社長・ジャニー喜多川氏が命名した「SMAP」というグループ名は使用できなくなるとされる。
メンバーからの正式な発表はまだないものの、ジャニーズ事務所は13日午後に報道各社に文書を発表。「SMAPの一部メンバーの独立問題と担当マネジャーの取締役辞任等に関する報道」について「この件について協議、交渉がなされている事実は存します」と認めていた。このニュースは世間に衝撃を与え、NHKを含む国内メディアが大々的に報道。さらにアジアを中心に海外でも報じられ、ファンならずとも大きな関心を寄せた。ネット上にも
「SMAP解散はヤバイって…ジャニーズどうなっちゃうの？」
「事務所はさ、こんな内輪揉めで大事なSMAP手放していいのかしら？」
など動揺や悲しみが飛び交っている。
そんななか、ネット上では一部ファンから「SMAP解散阻止運動」が勃発。TwitterなどSNSを中心に
「これはなんとしてもSMAP解散阻止しなくちゃ」
「いまどんな状況かわからないけどたぶんSMAPさんも戦っているはず！ ファンも戦おう！」
といった声が広まり、解散阻止のためにSMAPが2003年に発売した大ヒットシングル『世界に一つだけの花』の購買行動を開始。同曲はこれまでに累計260万枚前後の売り上げでダブルミリオンを達成しており、ジャニーズ所属アーティストのCD作品の中でも最大のヒット作となっている。今回の運動では300万枚以上の売り上げでトリプルミリオンを目指し、ファンの想いをアピールするのが狙いとなっているようだ。
「早速、アマゾンで買いました！！SMAPへ届け…」
「2枚購入したよ！ 店員さんに聞いたら在庫はないけど発注してるそうです！」
「SMAP解散絶対させない。事務所が彼らを受け入れないと言うなら、こちらが受け入れる姿勢を示していく」
と、ネット上には続々と購入報告されている。
「14日午前現在、Amazon.co.jpやHMV、タワーレコードなどのオンラインサイトでは既に在庫切れ状態となっていて、購買行動の勢いを感じます。問題はこの声が、果たしてジャニーズ側に届くかどうかというところ。ジャニーズ側は各メディアによる、ファンからの問い合わせや要望の内容・件数について『回答できない』としているだけに、ファンの思いや努力も“黙殺”されてしまう可能性が高い」（テレビ局関係者）
ファンの愛がSMAPや事務所関係者に届くことを祈るばかりだ。
（文／一樹守）
