オンラインゲーム「ゴルフだいすき!」を紹介する上戸彩さん。(撮影:吉川忠行)

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ソフトバンクグループでオンラインゲーム事業を展開するイレブンアップ(本社・東京都港区、片山崇社長)は1日、同社の新しいインターネット娯楽提供サービスに関する記者発表会を行った。

 同サービスは、インターネット上に「遊び場」と呼ばれるサイトを作り、有料ゲームなどのコンテンツを設けてユーザーに楽しんでもらおうというもの。特徴は、画面のサイズを変えたり、プレーヤー同士でチャットができるオンラインならではの機能で、パソコンに慣れていないユーザーにも、簡単に利用できるコンテンツ作りを目指しているという。会見で、ソフトバンクBBの孫泰蔵取締役は「ブロードバンドのインフラが整備されてきた今、それを使ってどのように遊ぶかが問われる時代が来た」と同サービスの意義について語った。

 サービスの第一弾として2006年秋以降に開始を予定しているのが、オンラインゲーム「ゴルフだいすき!」。会見には、同ゲームの広告キャラクター上戸彩さんが登場し、デモンストレーションを行った。「子どもの頃からゴルフゲームをやっていた」という上戸さんは、「画像がきれい」「マウスがブルッとふるえる機能がすごい」などと感想を話しながらゲームの腕前を披露。「パソコンは得意ではないけど、これなら簡単にプレーできる」と操作性についてもアピールした。

 イレブンアップは、ヤフージャパンと◆「Yahoo!ゲーム」での配信◆課金決済の連携◆プロモーション誘導―などの点で業務提携し、同サービスを普及させていきたい考え。一部を除くゲームは有料で、料金は未定だが、「携帯アプリケーション並の料金が目標」(担当者)。サービス開始後の登録ユーザー数は500万人を目指している。【了】