ライブドア(LD)事件で証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた元社長、堀江貴文被告(33)の第7回公判前整理手続きが26日、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で行われ、弁護側は起訴事実にある架空売り上げの計上について、一部に不適切な会計処理があったことを認めた。

 弁護側は架空売り上げについて、作業自体は翌期に行われているにもかかわらず、今期に計上してしまう「期ずれ」が多く含まれるとしている。中には作業自体も行われていないケースもあったという。

 ただ、弁護側では堀江被告は粉飾を命じておらず、不適切な会計処理についても知らなかったとしていることから、無罪主張は変えない方針。

 次回は8月7日に行われる。【了】