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 4年に一度開催されるバレーボール世界王者決定戦「ワールドグランドチャンピオンズカップ2005」(通称=グラチャン)が15日、東京体育館で開幕する。女子日本代表の柳本監督は14日に行われた会見で、今大会では若くて高さのある大山加奈と木村沙織(東レ)を前面に押し出す構想を明らかにした。

 大山は、アテネ五輪後に持病の椎間板(ついかんばん)ヘルニアが悪化。腰の治療に専念するため、春のワールドグランプリでは代表入りを辞退していたが、今回ようやく代表復帰を果たした。187センチの長身から繰り出される破壊力抜群のスパイクは、日本の強力な武器になるはずだ。このほか木村、6、7月のワールドグランプリで一躍ヒロインになった菅山かおる(JT)らの活躍にも期待だ。

 世界の強豪相手に柳本ジャパンのバレーがどれだけ通用するのか。来年の世界バレー、さらには2008年の北京五輪を占う上でも目が離せない。

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