貴重な2ショット!シェーン&ケイン

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WWE『SUPER SHOW』は、7月1日(金)の初日公演を終えた。日本のファンは、WWEの楽しみ方を熟知している。会場では、選手のコスプレやTシャツを身にまとい、お気に入りの選手の名が書かれたプラカードを片手に来場。中には、自家製チャンピオンベルトをアクセサリにしているファンまでいる。

今回の『SUPER SHOW』は、TVショーとは異なり、WWEの2大ブランド、RAW&SMACKDOWNのスーパースター達が一同に会す夢の二日間。この豪華絢爛を極めた日本公演で、我々ライブドアのスタッフは、メディアとしては異例ともいえる、バックステージへと入ることを許可された。バックステージでは、本場アメリカでも滅多に実現し得ないような、豪華な顔合わせが次々と実現。スーパースター達は旅の疲れを微塵にも感じさせず、むしろ別のクルー・メンバーとの再会を喜んでいるようにも見えた。
WWEの国内エージェントを務めるスポーツマーケティングジャパン株式会社の村井さんは「WWEのスーパースター達は常に分刻みの過酷なスケジュールで行動しているから、リラックスの仕方がうまくないとやっていけないですよね」と教えてくれた。

バックステージでは、HHH(トリプルエイチ)がブルーベリージャムサンドを片手に、スタッフと打ち合わせる姿や、二人分のコーヒーを運ぶシェーン・マクマホン、日本公演記念パネルにサインをしておどけて見せるバティースタといった、普段見ることの出来ない、スーパースター達の愛らしい一面を見ることもできた。皆、一様に日本公演を楽しんでくれているようだ。

もちろん、楽しんでいるだけではない。試合が近づけばウォーミングアップを開始する選手も。日本が生んだスーパースター、TAJIRIは入念にシュミレーションを繰り返す。手の動き、ステップ、シャドーと一つ一つの動きを丁寧に確認する姿は真剣そのもの。その一方で延々とプッシュアップを続けるのは、ポール・ロンドン。更にその横では、人気ディーバの一人、クリスティー・ヘムが自分のウォーキングをチェックしている。試合前だというのに、一切妥協がない。これこそがWWEでの成功の秘訣であり、この意識レベルの高さこそ、完璧なイベントを作り上げる基盤なのだ。

大盛況の日本公演は、初日を終え、いよいよあと1日。まさに世界最高峰。この貴重なイベントを見逃す術はない。