ゲイツ氏、産学連携の強化を発表
![産学連携プロジェクトの期待を話す米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長(撮影:吉川忠行)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/8/9/885b591bc59e45a46b-m.jpg)
マイクロソフトがこれまでに日本の一部の大学と行ってきた共同研究プロジェクトを拡大し、MSRの担当研究員をプロジェクトごとに配置、大学の研究者にアドバイスする。東京大学の研究者らとは、グラフィックスサーチや自然言語処理などと行う3つの共同研究プロジェクトの実施がすでに内定しており、今後プロジェクトの公募を予定している。
ゲイツ会長は「進歩の大半は社内の研究チームではなく、世界有数のトップ大学から始まると考える。このプロジェクトで日本の偉大な研究者と仕事ができる」と期待を話した。また、「ソフトウェアの開発にはとどまらない。あらゆる科学の分野は複雑で膨大なデータ量に対応しなければならない。エイズワクチンの開発など医療や地球温暖化のメカニズム理解などにも応用できる」と産学連携の成果に意欲を見せた。【了】