27日、相鉄線星川−天王町間の踏切内事故で混乱する二俣川駅(撮影:今中基夫さん)

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27日午前9時ごろ、横浜市保土ヶ谷区天王町の相鉄線の天王町1号踏切で、横浜発二俣川行きの下り普通列車と軽乗用車が接触した。軽乗用車は列車の先頭から4両目にぶつかり、大破した。列車の乗客約130人にけがはなかったが、軽乗用車を運転していた男性は重傷を負った。

 神奈川県警保土ヶ谷署の調べでは、軽乗用車の男性は70代で、遮断機が下りた踏切内に進入し、列車車両の側面に衝突した。同署は詳しい事故原因を調べている。

 この事故で相鉄線は横浜−星川間が運転見合せとなったが、午前9時59分に全線で運転を再開した。同日正午現在、約45分の遅れが出ている。【了】