いくらなんでもこれだけヒドイ茶番劇は、これまで見たことがない、というのが大方の感想だろう。大方のマスコミ論調や識者のコメントも、ほぼそうした見方に収斂していると言っていい。しかし私は、そうは見ていない。結論から先に言えば、ハメられたのは、鳩山前首相ではなく菅首相の方ではなかったか、ということになる。内閣不信任案が提出された6月2日の時点で、菅首相としては辞任する気などサラサラ無かったはずだ。そして