インテルは14日のセリエA第2節で、サッスオーロにホームで7−0と大勝した。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、『Sky Sport』で次のように話している。

「これでさらに野心的になれるか? 我々の目標は常にこの姿勢を保つことだ。集中し、気迫を持って、確信を与える組織であり、相手にプレーをさせず、スピーディーで、自分たちのDNAにあるプレーをする。このまま続けなければいけない」

「我々はこのプレーの形で昨季を終えた。2トップにエルナネスと(マテオ・)コバチッチという形だ。選手は変わったが、システムは変わっていない。アグレッシブになる必要がある。これが理想のサッカーだ。続けられることを願っている」

「コバチッチは守備もするようになったね。プレスをかけている。代表でも役立つだろう。今日はゴールも決めた。成長しているよ。それに、(ギャリー・)メデルが素晴らしかった。こういう積極的なサッカーをするには、彼のような選手が必要なんだ」

前日に左手を骨折したことについては、「今は大丈夫だ。これがお守りになるなら、もう片方の手も折っちゃうよ」と冗談を飛ばしている。

「4−0になったとき、チームにはボールを回せと言った。ただ、(フレディ・)グアリンや(ロドリゴ・)パラシオを取り戻さなければいけなかったんだ。彼らは良いところを見せたいと思っていた。サッスオーロには申し訳ないが、試合がこうなったらどうしようもない」

「去年の7−0と比べてどうか? 多くの選手たちが1年前から私のことを知っている。私の考え、私がチームに望むことを伝えられているんだ。そして非常に刺激を感じている選手たちが加わった。こういうグループにモチベーションを与えるのは簡単だ。特に、屈強な組織にすることがね。それが自分たちの価値をさらに高める助けになる。あまり美しくない試合をすることもあるかもしれないが、今年はスピリットがあると思う。今の彼らには満足しているよ」