岩田光央、鈴村健一、飯塚雅弓、三澤紗千香らが熱唱!ラジオ大阪「1314 V-STATION うたの文化祭」レポート

今年7月に開局55周年を迎えたラジオ大阪。日頃のリスナーの皆さんへの感謝を込めたライブイベント『ラジオ大阪開局55周年記念「1314 V-STATION うたの文化祭」』が、7月15日(月・祝)に大阪・弁天町のホテル大阪ベイタワーにて開催された。

出演者は、千菅春香さん、三澤紗千香さん、愛美さん、三重野瞳さん、サエキトモさん、飯塚雅弓さん、岩田光央さん、三森すずこさん、鈴村健一さん、大空直美さん、中島唯さん、松田颯水さん(出演順)。ラジオ大阪のアニメ&ゲームゾーン「V-Station」(Vステ)が総力を結集して、最新ナンバーから懐かしいあの曲まで熱いステージを繰り広げた。



●千菅春香

01.プラネット・クレイドル
02.希望の花

トップバッターは千菅さん。昨年の『ミス・マクロス30コンテスト』シンガー・ウィング部門でグランプリに輝いた彼女は、次世代の歌姫として期待されるひとりだ。デビュー曲『プラネット・クレイドル』を、伸びやかな高音も印象的に歌い上げた。

「緊張していたけど会場がすでに温まっていたので、すごく楽しく歌えました」と笑顔を見せ、改めて自己紹介。そして、TVアニメ「琴浦さん」EDテーマである『希望の花』をしっとり披露し、その歌声を心に響かせた。

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●三澤紗千香

03.グローリア
04.ユナイト

続いて登場したのは三澤さん。まずは、2月にリリースされた1stミニアルバムより『グローリア』。一段と盛り上がりを見せる観客の様子に、嬉しそうな表情を浮かべながら高らかに熱唱した。

MCでは、大阪で歌を披露したのは初めてとのことで、初のライブステージが出来て嬉しいと語る。「大阪らしいものを食べたい!」と言ったものの、お昼は普通の和食屋に連れて行かれたらしく、イベント後にぜひ食べたいと訴えていた。そして、TVアニメ「アクセル・ワールド」後期EDテーマ『ユナイト』を熱唱。歌も踊りも、観客のコールも加速度的にパワーアップ。最後は投げキッスをしてステージを後にした。
イベント終了後の三澤紗千香さんのインタビューはこちら

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●愛美

05.Link
06.運命の檻

「盛り上がっていきましょう!」と登場した愛美さんは、TVアニメ「織田信奈の野望」OPテーマ『Link』を披露。間奏で観客の声を求めたりしながら、疾走感溢れるナンバーで熱いステージを繰り広げた。

愛美さんは、当日の朝5時までラジオの生放送をしていたそうで、会場入りは一番遅くにしてもらったと笑っていた。そんなラジオへの思いを込めるかのように、「ラジオ大阪好きですか!」と叫び次の曲へ。TVアニメ「断裁分離のクライムエッジ」OPテーマ『運命の檻』をスタイリッシュに歌い上げた。

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●三重野瞳(withサエキトモ、飯塚雅弓)

07.瞳 Fall in Love

ポンポンを手にした三重野さんは、「ダンサーが欲しいな〜」と言ったら立候補してくれたというふたりを呼び込む。そのダンサーは、サエキさんと飯塚さん!「みんなポンポンで踊っちゃうわよ〜!」(飯塚)、「(渋い声で)サエキトモです。生きてるでぇ〜!」(サエキ)とふたりともノリノリだ。

そして、久しぶりに歌うということで、振り付け講座を行ってから『瞳 Fall in Love』を披露した。自由に楽しく踊る3人に、みんなお祭りムード。三重野さん曰く「(好き勝手踊っていても)ダンサーは正しいです(笑)」とのこと。楽しそうな姿が何よりも印象的なステージとなった。最後は3人で決めポーズ!

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●三重野瞳&岩田光央

08.なんて恋なんだ

サエキさんと飯塚さんが退場して、代わりにステージに上がったのは岩田さん。三重野さんはTシャツ姿(衣装)の岩田さんを見るやいなや、「普段着で上がってこないで!」と突っ込むなど、軽快なやり取りを見せる。三重野さんと岩田さんがパーソナリティを務めていた「瞳と光央の爆発ラジオ」(1996年〜2001年放送)についてのトークでは、卑猥なユニット名(ホクロキン○マ)を今ではさらりと言ってしまう三重野さんに、岩田さんは時の流れを感じていた。

そんな面白トークの後、卑猥なユニット名を女子に思いっきり叫ばせてから、『なんて恋なんだ』をしっとりジャジーに披露。岩田さんによると「俺の人生でこんなジャジーな歌は初めて」。この曲をまた歌えたことを、ふたりとも喜んでいた。

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●岩田光央

09.グラスホッパー

続いては、岩田さんのソロステージ。7月31日(水)発売のニューシングルより表題曲『グラスホッパー』をノリノリに披露し、観客もハイテンションで応えた。ちなみに、YouTubeではアーティスティックな映像のPVが公開中だ。早朝に撮影したという、PVの裏話も語ってくれた。

「盛り上げてくれてありがとうな!楽しかったよ!」と言う岩田さんの夢は、ライブやイベントに男女が半々に来てくれることらしいので、性別関係なくぜひチェックしてもらいたい。

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●飯塚雅弓

10.聴かせてよ君の声
11.恋の色

真っ白なドレス姿で登場した飯塚さんは、「みんな〜!メガメガ!!逢いたかったよ!メガメガ!!」と、1998年〜2004年に放送されていたラジオ「飯塚雅弓のMEGA-TONスマイル」の挨拶を久しぶりに披露。観客からの「メガメガ!」の声に嬉しそうな笑顔を浮かべる。楽しみすぎて新幹線の時間を間違えてしまったという飯塚さんは、みんなとの絆の大切さを教えてくれた同番組のOPテーマ『聴かせてよ君の声』を歌い上げた。

「ラジオが私の気持ちを強くしてくれました。そして、みんなと結んでくれました」とラジオへの感謝を述べる。そんな気持ちを込めて、投げキッスを大阪の空にいっぱい残したいと『恋の色』を披露した。

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●三森すずこ

12.会いたいよ...会いたいよ!
13.約束してよ?一緒だよ!

三森さんの1曲目はソロデビュー曲である『会いたいよ...会いたいよ!』。ダンスも華麗に決めて、熱いステージを繰り広げる。観客はピンクのサイリウムを振り、テンションはさらに上昇した。

大歓声に嬉しそうな表情の三森さん。4月にソロデビューし、7月〜8月には2ndシングルや写真集、イメージBlu-ray&DVDなど様々な展開をみせるということで、「私の名前を覚えてもらえたら嬉しいです」と笑う。その2ndシングルの表題曲『約束してよ?一緒だよ!』を披露。夏にピッタリの爽やかな楽曲に合わせて、今度は青い光が会場を埋め尽くした。

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●鈴村健一

14.ミトコンドリア

さらに会場を熱くしたのは鈴村さん。登場するやいなや観客を煽りまくり、勢いそのままに『ミトコンドリア』を熱唱。ステージ狭しと左右に動き回って、熱く熱く歌い上げた。

会場の後ろで見ていたという鈴村さんは、先ほどの岩田さんと三重野さんとのやり取りを受けて、岩田さんとお揃いのTシャツ姿をアピールして「普段着でやってきました」と笑いを誘う。そして、もうひとりの普段着の人(岩田さん)を呼び込んだ。

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●CONNECT(岩田光央&鈴村健一)

15.Say Hello

トークでは、岩田さんと鈴村さんがパーソナリティを務める「岩田光央・鈴村健一スウィートイグニッション」とコラボし、今回のイベントの協賛でもある法善寺横町のぜんざい屋さん「夫婦善哉」を紹介。そうかと思えば、「チ○コ!」「おー!!」という、コール&レスポンスで大盛り上がり。普通のライブでは出来ない、ラジオのイベントならではの自由なやり取りをみせる。

このふたりが揃ったということは、もちろん「CONNECT」の出番だ。『Say Hello』では、会場みんなで「Hello Hello」の大合唱。観客をとことん煽り、大興奮のステージとなった。最後も、先ほどの言葉を叫んで楽しんでいた。

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●めっちゃすきやねん(大空直美、中島唯、松田颯水)

16.やっぱ好きやねん

毎週金曜日22時30分から放送中の「めっちゃすきやねん」でパーソナリティを務める、大阪出身の新人声優である大空直美さん、中島唯さん、松田颯水さん。ライブイベントに出演するのは初という3人が披露したのは、やしきたかじんさんの名曲をカバーした『やっぱ好きやねん』。ポップなナンバーへとアレンジされたこの曲を、振り付けもキュートに披露した。

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●エンディング

イベントTシャツに着替えた出演者が再登場。「素敵な熱い1日になりました」「開局100周年記念もやりたい」「ラジオは色々な人と繋がっている気がします」「世代を超えた新たな出会いがあって嬉しかった」「ぜひ一緒にラジオを盛り上げていってください」などと、感想や意気込みを語った。そして、みんな笑顔で「ラジオを聞くなら!」「OBC!」の掛け声でイベントは幕を閉じた。

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『ラジオ大阪開局55周年記念「1314 V-STATION うたの文化祭」』セットリスト

<千菅春香>
01.プラネット・クレイドル
02.希望の花
<三澤紗千香>
03.グローリア
04.ユナイト
<愛美>
05.Link
06.運命の檻
<三重野瞳(withサエキトモ、飯塚雅弓)>
07.瞳 Fall in Love
<三重野瞳&岩田光央>
08.なんて恋なんだ
<岩田光央>
09.グラスホッパー
<飯塚雅弓>
10.聴かせてよ君の声
11.恋の色
<三森すずこ>
12.会いたいよ...会いたいよ!
13.約束してよ?一緒だよ!
<鈴村健一>
14.ミトコンドリア
<CONNECT(岩田光央&鈴村健一)>
15.Say Hello
<めっちゃすきやねん(大空直美、中島唯、松田颯水)>
16.やっぱ好きやねん


(取材・文・撮影:千葉研一)