『アベンジャーズ』のイベントの張本勲と江本孟紀
 全米を始め記録ラッシュとなり、14億ドルを突破、全世界興行収入のベスト3位入りを果たしました『アベンジャーズ』が8月14日に日本でも公開される。公開を記念して、この日伝統の阪神巨人戦に相応しく、 “最強のOB”である張本勲氏(元巨人)と江本孟紀氏(元阪神)が阪神甲子園球場にて始球式を行った。

 打者である張本氏は自負する現役時の最強のユニフォームを、投手の江本氏は、『アベンジャーズ』に登場するヒーロー“ソー”の衣装を身にまとい、“アイアンマン”、“ソー”、“キャプテン・アメリカ”、“ハルク”に扮したキッズ・アベンジャーズを従えて登場。ヒーロー達の登場に、阪神甲子園球場は歓声に包まれた。

 アンパイアの「プレイボール!」の後、江本氏は大きく振りかぶり豪速球を…と思いきや、張本氏の手前でワンバウンド。張本氏はその球を受け大きくスイングし、始球式は無事に終了した。

 終了後、二人は、今回の始球式についてコメントをしてくれた。

――久しぶりの対決はいかがでしたか?
張本氏:何十年かぶりの対決で懐かしかったですね。
江本氏:昭和51年、張本さんは巨人に、僕は南海から阪神にいった時ですね、張本さんにはよくやられましたね。

――今日の始球式はどうでしたか?
張本氏:あっぱれですね!しかも子供たちもこういう格好でいい思い出になりました。
江本氏:僕もこんな格好をするとは思ってなかったです。(阪神の選手に)貸そうかと言いましたよ。

――この映画は、史上最強の映画ということで、今回、最強OBとしてお二人に登場していただいたのですが。
江本氏:張本さんほど、最強はいないでしょ、日本一の安打数なのですから。張本さんは最強、僕は口が最強です。

――映画『アベンジャーズ』についてどうですか?
張本氏:類のないアクション映画で、悪を退治するのは人間の本能だね。
江本氏:善VS悪対決というより、悪に立ち向かうというところがいいよね。よく分からない時代なので、こんな映画でスカッとしたいね。

――衣装についてどうでしょう
江本氏:ソーは神の国の子供だけど、私も神の子に近いんです。先祖がフェニキア人なんですよ、だから似合うんです。共通点があります。
張本氏:(江本さんの衣装が)似合うね!本物と変わらないよ。私には似合わないと思うな。でも、アイアンマンの格好をしたいね。

――あっぱれと、喝!をそれぞれ教えてください。
江本氏:あっぱれはソーですね!喝は…うーん、ニック・フューリーかな?
張本氏:全員あっぱれですよ!アイアンマンは一番好きだね。天才的なところや、武器を発明しているけれど、悪を倒す武器だからいいんだよ。他には、茶目っ気があるところ。女好きだし。あのような人になりたいね。

 野球界の大御所がアメコミヒーロー界の大物とコラボしたイベントは和やかな中で幕を閉じた。映画『アベンジャーズ』は、8月17日(金)全国ロードショー。

MOVIE ENTER特別記者:菅田賢司

30代男子の飲み会ネタになるエンタメ情報を中心に執筆活動中

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