誘致が成功したその日から数々の非難がなされているロンドン五輪だが、新たに公布された規定が人びとの話題の種となっている。中国メディアの網易が4日付で報じた。

　英国オリンピック委員会は伝染病への感染を避けることを目的に、選手たちに対して「オリンピック期間中は握手を控えること」、「握手のかわりにハグや日本人のようなお辞儀をすること」を勧めた。

　また英国内務省はロンドン五輪に参加する選手、コーチ、代表団同行者に英国滞在中の結婚を禁止している。ロンドン滞在の機会を利用して居留権を申請することを防止するためだ。

　またスポンサーとの協議に基づき、すべての会場ではVISAカードでの支払いのみが可能であり、これも英国の消費者団体より不満の声があがっている。

　さらに1歳未満の子どもも成人と同じ入場チケットが必要とされる規定も大きな論議を呼んでおり、幼い子どもを持つ親たちは「ロンドンは史上最大のゆすりを計画している」と訴えている。（編集担当：及川源十郎）