2014年にブラジルで開催されるW杯アジア最終予選が3日に開幕し、B組の日本代表はオマーン代表と対戦、本田圭佑らのゴールにより大量3得点を奪い勝利を挙げた。

だが、清武弘嗣、細貝萌、酒井宏樹の途中出場メンバーは、決して内容に満足せず課題ばかりを口にし、次なる戦いに闘志を燃やした。彼らの試合直後のコメントは下記の通りだ。

清武弘嗣
「絶対に決めなきゃいけない場面があったので、そこで決められなかったのは、すごく残念ですし、申し訳ないと思います。3点開いていたのでしっかり守備から入ってチャンスがあったら狙おうと思っていたのですが……残念です、はい。

入ったときは相手が4-4-2に変更していたので、コンパクトに守備から入れといわれて入りました。試合後は、もっとスピーディーに、パスを出して動くというのを繰り返してといわれたので、次の試合でしっかりやればいいと思います。ゴールを決められればよかったのですが、決められなかったので今日はダメです。取りやすいコースに打ちましたし、グラウンダーだったら入ったと思うので……切り替えて次に頑張ります」

細貝萌
「入ったときは点差もついていたので、そんなに難しさはなかったのですが、やはり1-0とか0-0という状態で、あの時間帯に入る可能性もありますし、そのときにどれだけ仕事が出来るかというのが大切だと思います。入るときの指示はあまりなかったのですが、セットプレーのところに対してありました。でも3-0の状態だったので、そんなに指示もなかったのですが、これが1-0や0-0の状態で出ることになれば指示ももっとあったでしょうし、もっと明確な役割も必要だったと思います」

――じゃあそういう展開で出たかった?
「(ちょっと慌てたように)いやいや、もちろんもっと長い時間出たいですし、今日は3-0だったからもっと速くチャンスが来るかと思っていましたが、それよりチームが勝ったことですし、これから先、どうにか連戦ですが、チームとして勝点を積み重ねていければよかったと思います。

埼玉スタジアムのピッチに立つのは久しぶりでしたし、アルゼンチン戦や北朝鮮戦はピッチに立つことが出来なかったので、それに関しては自分にとってもポジティブですし、もともとホームスタジアムにしていたピッチですし、そういう意味ではもっと長い時間ピッチに立ってチームの勝利に貢献したいという気持ちがありますが、それが出来ないのは自分の実力がこれだということなので、今はやれることを毎日やっていきたいと思います」

酒井宏樹
「自分が今の長友選手たちみたいにレベルアップ出来るかどうかわかりませんが、これから1試合1試合を無駄にせず、貴重なことを自分のプラスにしていければと思います。今日の出来には悔いが残っていますが。前回のほうがむしろ落ち着いて入れました。今日は緊張しましたね。一杯チャンスがあったので、もっといいボールを上げたいですね」

――決定機も作りました。あの1本では満足できない。
「そうですね。満足できないです」

川島、長友、遠藤ら主要選手のコメントはコチラ