杉内俊哉、和田毅、ホールトンという主力3投手のチーム移籍により、ソフトバンクホークスが大型補強として期待を寄せたのが、2006年のメジャー最多勝投手ブラッド・ペニーだった。年俸約2億2800万円とされる豪腕は、メジャー通算100勝を超え、MLBオールスターゲームにも2度選出されている。

だが、注目の日本初登場となった今月4日の楽天戦では、4回を持たずに6失点という散々な内容に。試合後に右肩の痛みを訴え、翌日には出場選手登録を抹消されると、福岡市内の病院で検査を受け、異常なしとされたにも関わらず、7日にはそそくさとアメリカへ帰国をしてしまった。

「これは連絡がつかなくなるパターンですねぇ」「一試合で2億8千万wwwww」など、掲示板でもユーザから呆れた声が噴出し、“プロ野球史上最低の外国人選手”とも揶揄された元メジャー戦士は、色んな意味で、その去就が注目を集めていた。

すると、11日、Brad Penny（@BradPenny）の名で更新中のツイッター上に、子馬を連れたペニーの写真がアップされた。これまでにも、ほぼ毎日フォロワーにコメントを返していたペニー。日本のファンからも、「次の試合に期待されているよ」（編集部意訳）と言われれば「テニスの試合はしないよ」ととぼけ、「F**k you」と言われれば「ノーサンキュー」と答えている。子馬との写真がいつ撮影されたものなのかは定かではないが、自覚に欠けるその姿勢には日本ファンの怒りもひとしお。

掲示板上でも「ジャパンマネーで子馬を買ったのか」「完全に遊んでるｗｗｗ」「金返せや」「完全なる給料泥棒やん」「腰を痛めたわーってモンゴルに帰ってサッカーやってた朝青龍かよ」「ここまで清々しいクソ外人は久しぶりだな」「帰って来る気0やないかこれ」「これまじで許せねーわ」「以前撮った写真をあげただけだろ(震え声)」といった怒りの声が相次いだ。

現在は、ペニーのツイッターが日本のファンにも浸透したことから、「@BradPenny」に対して、「クズ」「働けクソ外人」など日本語で罵るツイートも増えてきた。果たしてペニーの再来日はあるのか。しばらくは、ペニーのツイッターが怒りをぶつける矛先となりそうだ。

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