長友は頑張っていたが、チームはどん底状態に・・・。【インテルｖｓボローニャ】
試合 ：セリエＡ 第２４節
開催日：２０１２年２月１７日
結果 ：ボローニャ勝利
スコア：「０−３」
得点者：ディ・ヴァイオ×２ アクアフレスカ
○ インテル
ＦＷ：パッツィーニ
ＭＦ：フォルラン スナイデル ファラオーニ
ＭＦ：カンビアッソ サネッティ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
ＦＷ：フォルラン パッツィーニ
ＭＦ：スナイデル
ＭＦ：サネッティ カンビアッソ ファラオーニ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
ＦＷ：パッツィーニ
ＭＦ：スナイデル ポリ
ＭＦ：サネッティ カンビアッソ ファラオーニ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
ＦＷ：パッツィーニ
ＭＦ：スナイデル カステグノス
ＭＦ：ポリ カンビアッソ サネッティ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
○ ボローニャ
ＦＷ：ディ・ヴァイオ
ＭＦ：ディアマンティ ラミレス
ＭＦ：モルレオ ディエゴ・ペレス ムディンガイ ガリクス
ＤＦ：アントンソン ポルタノーヴァ ラッジ
ＧＫ：ジレ
ＦＷ：アクアフレスカ
ＭＦ：テダ コーネ
ＭＦ：モルレオ ディエゴ・ペレス ムディンガイ ガリクス
ＤＦ：アントンソン ポルタノーヴァ ラッジ
ＧＫ：ジレ
「４−２−３−１」で、フォルランを左ＳＨに置く布陣でスタートしたインテル。一方のボローニャは「３−４−２−１」。また相手が３バック（５バック）か・・・、という事で少し嫌な予感はしていたのですが、残念な事にその嫌な予感は的中してしまいました。しかも今回はスコア「０−３」での敗戦。これはかなり重症ですね。
前半３７分と３８分に立て続けに得点を奪われる前、セットプレーからのマイコンの２つのチャンス、そして、１つのフォルランのチャンス、そのチャンスで先制点を奪う事ができていれば・・・、という感じだったのですが、最近のインテルは尽くそういう決定的なチャンスを決められない。この試合では相手ＧＫが神がかっていて、そういう意味では運も無いなと思います。
前半３０分ぐらいにインテルは「４−２−３−１」から「４−３−１−２」へ変えていて、「４−２−３−１」でも悪く無かったのになぜ変えたのか？ それはよく分かりませんでしたが、しかし、その後の立て続けの２失点は、そのシステム変更が原因ではなく、１失点目はルシオ、２失点目はラノッキア、この２人のＣＢの悪いプレーが原因でした。
１失点目は、右サイド、ラミレスに行ったルシオが軽い対応をしてしまって、そこで簡単にかわされてしまった事、それが最大の原因だったと思います。長友は中央に入って行った選手に対応して、その後、左にいたディ・ヴァイオにも対応に行って、しかしスライディングしたところを切り返されてシュートを決められてしまいました。
２失点目は、左からディ・ヴァイオに向けて蹴られたフィードをラノッキアが胸トラップ。それがディ・ヴァイオへの見事なアシストになってしまい、だめだこりゃ、という感じでした。ラノッキアは次世代のインテルのＣＢを担う選手として期待されていると思うのですが、ここ最近はずっと不安定ですね。とても残念です。
そして３失点目は、カウンターでしたが、ルシオ、ラノッキア、長友、という３人での対応となり、まず最初にラノッキアが競り負けてしまった事、そこがダメで、そのリカバーを長友が何とかやったのですが、その後またルシオが軽い対応で簡単に横へかわされてしまい、左足でアクアフレスカに決められてしまいました。
ルシオとラノッキア。２人のＣＢがこんな低パフォーマンスでは、どうにもならないですね。モッタが抜けてしまった事で中盤での守備力が下がってしまった、ボランチのところでの守備力が下がってしまった、それだけでも厳しい状況なのに、それに輪をかけてＣＢの選手のパフォーマンスが散々では、もう目も当てられないですね。
スナイデルもまだ復調していませんし、同時にアルバレスも落ちてしまい、フォルランは怪我から復帰しましたが、やはりまだフィットしていませんし、更には、ポリ、ファラオーニ、カステグノス、この３人にも目覚しい活躍は見られていませんから、とりえあずシステム云々の前に個のパフォーマンスをどうにかしないと、なかなか今の泥沼からは抜け出せないかなと思います。
という事で、最後に長友については、チームが酷い状態にはなっていますが、その中でもかなり頑張っているのではないかと思います。１回だけですが、長友が巧みなドリブルからのラストパスで決定的なチャンスを作りました。それをフォルランが決めてくれていれば、スコア的にも「１−２」の状態となり、という事だったのですが、本当に今のインテルには決定力が無いですね。
ラノッキアにもセットプレーから２回のチャンスがあり、後半にあった方は決まっていてもおかしくなかったのですが、それも相手ＧＫの神がかり的なセーブで防がれてしまうなど、今のインテルには風が吹いていないなと思います。良い状態から転がり落ちるのは早いもので、それにしてもここまで急激に落ちてしまうとは、その事に恐怖さえ感じてしまいますね。
開催日：２０１２年２月１７日
結果 ：ボローニャ勝利
スコア：「０−３」
得点者：ディ・ヴァイオ×２ アクアフレスカ
○ インテル
ＦＷ：パッツィーニ
ＭＦ：フォルラン スナイデル ファラオーニ
ＭＦ：カンビアッソ サネッティ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
ＦＷ：フォルラン パッツィーニ
ＭＦ：スナイデル
ＭＦ：サネッティ カンビアッソ ファラオーニ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
ＭＦ：スナイデル ポリ
ＭＦ：サネッティ カンビアッソ ファラオーニ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
ＦＷ：パッツィーニ
ＭＦ：スナイデル カステグノス
ＭＦ：ポリ カンビアッソ サネッティ
ＤＦ：長友佑都 ラノッキア ルシオ マイコン
ＧＫ：ジュリオ・セザル
○ ボローニャ
ＦＷ：ディ・ヴァイオ
ＭＦ：ディアマンティ ラミレス
ＭＦ：モルレオ ディエゴ・ペレス ムディンガイ ガリクス
ＤＦ：アントンソン ポルタノーヴァ ラッジ
ＧＫ：ジレ
ＦＷ：アクアフレスカ
ＭＦ：テダ コーネ
ＭＦ：モルレオ ディエゴ・ペレス ムディンガイ ガリクス
ＤＦ：アントンソン ポルタノーヴァ ラッジ
ＧＫ：ジレ
「４−２−３−１」で、フォルランを左ＳＨに置く布陣でスタートしたインテル。一方のボローニャは「３−４−２−１」。また相手が３バック（５バック）か・・・、という事で少し嫌な予感はしていたのですが、残念な事にその嫌な予感は的中してしまいました。しかも今回はスコア「０−３」での敗戦。これはかなり重症ですね。
前半３７分と３８分に立て続けに得点を奪われる前、セットプレーからのマイコンの２つのチャンス、そして、１つのフォルランのチャンス、そのチャンスで先制点を奪う事ができていれば・・・、という感じだったのですが、最近のインテルは尽くそういう決定的なチャンスを決められない。この試合では相手ＧＫが神がかっていて、そういう意味では運も無いなと思います。
前半３０分ぐらいにインテルは「４−２−３−１」から「４−３−１−２」へ変えていて、「４−２−３−１」でも悪く無かったのになぜ変えたのか？ それはよく分かりませんでしたが、しかし、その後の立て続けの２失点は、そのシステム変更が原因ではなく、１失点目はルシオ、２失点目はラノッキア、この２人のＣＢの悪いプレーが原因でした。
１失点目は、右サイド、ラミレスに行ったルシオが軽い対応をしてしまって、そこで簡単にかわされてしまった事、それが最大の原因だったと思います。長友は中央に入って行った選手に対応して、その後、左にいたディ・ヴァイオにも対応に行って、しかしスライディングしたところを切り返されてシュートを決められてしまいました。
２失点目は、左からディ・ヴァイオに向けて蹴られたフィードをラノッキアが胸トラップ。それがディ・ヴァイオへの見事なアシストになってしまい、だめだこりゃ、という感じでした。ラノッキアは次世代のインテルのＣＢを担う選手として期待されていると思うのですが、ここ最近はずっと不安定ですね。とても残念です。
そして３失点目は、カウンターでしたが、ルシオ、ラノッキア、長友、という３人での対応となり、まず最初にラノッキアが競り負けてしまった事、そこがダメで、そのリカバーを長友が何とかやったのですが、その後またルシオが軽い対応で簡単に横へかわされてしまい、左足でアクアフレスカに決められてしまいました。
ルシオとラノッキア。２人のＣＢがこんな低パフォーマンスでは、どうにもならないですね。モッタが抜けてしまった事で中盤での守備力が下がってしまった、ボランチのところでの守備力が下がってしまった、それだけでも厳しい状況なのに、それに輪をかけてＣＢの選手のパフォーマンスが散々では、もう目も当てられないですね。
スナイデルもまだ復調していませんし、同時にアルバレスも落ちてしまい、フォルランは怪我から復帰しましたが、やはりまだフィットしていませんし、更には、ポリ、ファラオーニ、カステグノス、この３人にも目覚しい活躍は見られていませんから、とりえあずシステム云々の前に個のパフォーマンスをどうにかしないと、なかなか今の泥沼からは抜け出せないかなと思います。
という事で、最後に長友については、チームが酷い状態にはなっていますが、その中でもかなり頑張っているのではないかと思います。１回だけですが、長友が巧みなドリブルからのラストパスで決定的なチャンスを作りました。それをフォルランが決めてくれていれば、スコア的にも「１−２」の状態となり、という事だったのですが、本当に今のインテルには決定力が無いですね。
ラノッキアにもセットプレーから２回のチャンスがあり、後半にあった方は決まっていてもおかしくなかったのですが、それも相手ＧＫの神がかり的なセーブで防がれてしまうなど、今のインテルには風が吹いていないなと思います。良い状態から転がり落ちるのは早いもので、それにしてもここまで急激に落ちてしまうとは、その事に恐怖さえ感じてしまいますね。
大人の為の大人なサッカー分析考察ブログです。日本代表、五輪代表、ユース代表、海外試合、Ｊリーグ。
