3日、ドイツ・ブンデスリーガ第20節が行なわれ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはニュルンベルクとアウエーで対戦し2-0で快勝した。香川は先発フル出場、無得点に終わったものの随所にキレのある動きを披露。82分には2点目につながるシュートを放ったほか、切れ味鋭いターンやヒールキックで観客を湧かせた。

 香川は、ドルトムントに加入して2シーズン目。昨年1月のアジアカップで負ったケガの影響で昨シーズン後半を棒に振っているため、フルシーズンを戦うのは今年が実質初めてとなる。

 また、いわゆる「2年目のジンクス」(大活躍した選手が2シーズン目に徹底研究され、調子を落とすこと)には今のところ無縁。他チームが香川へのマークを厳しくする中で、昨年同様のパフォーマンスを維持していることに賞賛の声は高い。

 ネット上でも、この試合をテレビ観戦した日本のファンから「香川は本物だ」「絶対外せない存在になってる」「香川はワシが育てた」「早晩ビッグクラブへ移籍するだろう」という声が上がっている。

 一方で、香川のパフォーマンスについて一定の評価をしつつも、物足りないという声もあるようで、「フィジカル弱すぎ」「DF激しいチームとやると玉際の弱さがやっぱり目立つ」「相手を背負ってる時に、フィジカル的な弱さで取られることが多々ある」「このままじゃ代表でトップ下はキツい」といった指摘も挙がっている。

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