韓国のスタバで裏メニューが話題に…「悪魔の飲み物ください」が合い言葉

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韓国で「悪魔の飲み物」なるものが話題を集めている。それは韓国のスターバックスで販売されており、店内のメニューには載っていないが「悪魔の飲み物ください」というと、店員は慣れた手つきで作ってくれるのだという。

注文すると5分後に出来上がるのは、特大(LL)サイズの容器に入ったグリーンティーフラペチーノ。だが、そこにはエスプレッソのショット、砕いたチョコチップ、ホイップクリーム、チョコレートシロップ、そして一番上には砕いていないチョコチップが大量に降りかかっている。

この飲み物の総カロリーはなんと900キロカロリー。一般的なカフェラテのカロリーの約9倍、女性の1日の摂取カロリー(2000キロカロリー)の約半分に相当するという超高カロリー飲料だ。別名「悪魔の飲み物」と呼ばれ、スタバの正式メニューではないが「美味しくて中毒になる」としてスタバマニアたちの間で人気が高まっているという。

おいしいからといって飲み続けると激太り間違い無しのこのメニュー。高麗大学食品工学部のイ・ソンジュン教授は、一般人が1食分で摂取するカロリーをはるかに超え、糖分と脂肪分の含有量も非常に高いと指摘。「このような高カロリー商品が発売されるのは国民の健康に悪影響を与える」と摂取しないよう警告している。

一方、韓国スターバックスの関係者は、「スターバックスの飲料メニューは、顧客が自由にトッピングすることができる」とし、「顧客が注文したメニューをそのまま提供しているだけ」と説明。スタバがメニューとして「悪魔の飲み物」を提供している訳ではないことを強調している。

スターバックスが提供しているフラペチーノなど一般的なメニューは、だいたい4000-5000ウォン(約300-460円)程度だが、「悪魔の飲み物」は9000ウォン(約660円)と約2倍。ネットには「ご飯代より高い」「こういうの飲むくせにダイエットしなきゃとか言うやつには腹が立つ」「でも一度飲んでみたいな」「飲んだ。おいしかったけど絶対に太る」などのコメントが書き込まれている。

参照:スターバックス900キロカロリー「悪魔の飲み物」、第2爆弾バーガー論争勃発 - 韓国経済
参照:これ飲んだらご飯たべられない、スターバックス「1000キロカロリー」飲料登場 - 国民日報

(文:林由美)

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