20日、浦和は昨年度のクラブ収支で2億6000万円の赤字を計上したことを発表。さいたま市内で株主総会を開き、10年度決算を承認。3期連続での減収となった。
橋本社長は減収の原因として、
・昨季ホーム試合で7勝3分け7敗と勝利が少なかった
・1点差負けが多かった
・ロスタイムでの失点が多かった
との3点を挙げたという。昨季平均観客数は3万9941人と、前年比約4200人も減少。
橋本社長は、今後の改革案について、

「地元の皆さんに愛していただくこと、そして報道の皆さんとの絆を深めたい」(スポニチより)
とコメントした。


そして、早くも改革へ向け動きを示した浦和。これまでは数人の選手が帰り際にファンサービスエリアに出向くだけだった練習後の状況を、全選手が必ずファンの前に立ち寄る方式を試験的に開始。キャプテン・啓太が中心となり、選手側から変更の要請があったという。
GK山岸は、

「今まではシャワーを浴びたり、ケアをしてから対応をしていて、サポーターの方に寒い日も暑い日も雨の中も待っていただいていた。今日の様な形であれば、選手も練習の流れで行ける。何人かファンの方にも直接聞いたら、すごくいいと言っていただきました」(日刊スポーツより)
と話し、さっそくを手応えを感じたようだ。
これを機に、浦和はどう変わるだろうか?!

関連リンク クラブ史上初の赤字計上で早くも"改革"...浦和(スポーツ報知)


      浦和、クラブ初の赤字 不振に入場者激減...(スポニチ)


      【浦和】練習後すぐにファンサービス好評(日刊スポーツ)


      J1浦和、初の赤字2億6000万円(サンスポ)


(つち)




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