インテル、ローマ共に勝利で優勝決定は最終節へ/セリエA第37節
9日に行われたセリエAの試合で、インテルはキエーヴォと対戦し4−3で勝利したが、2ポイント差で追うローマがカリアリを2−1で下したため、優勝決定は最終節までお預けになった。

最終戦で、インテルはアウェイでシエナと、ローマはアウェイでキエーヴォと対戦する。両者が同じ結果ならばインテルの優勝、勝ち点で並んだ場合は、直接対決の成績で勝るローマに優勝が転がり込む。

キエーヴォはモッタのオウンゴールで先制するが、インテルもマントヴァーニのオウンゴールで追いつくと、カンビアッソ、ミリトがゴールを決めて、ハーフタイムに3−1。52分にはバロテッリが追加点を入れるが、キエーヴォは60分にグラノーチェ、74分にはペリシエがゴールを決めて1点差まで迫るものの、インテルが4−3で逃げ切った。

ローマもカリアリに先制点を許すが、79分にトッティが同点ゴールを決めると、83分にはトッティがPKを決めて、2−1と逆転に成功した。

その他、無観客で行われたジェノア対ミラン戦はジェノアが1−0で勝利、ラツィオはアウェイでリヴォルノを2−1で下した。また、ユヴェントスはホームでパルマに3−2で逆転負け、ナポリはアタランタを2−0で下したため、6位ナポリと7位ユヴェントスの差は4ポイントに広がり、ユヴェントスは来季のヨーロッパ出場権を逃した。
ボローニャ対カターニア、フィオレンティーナ対シエナは1−1のドロー。4位を争いを展開するパレルモ対サンプドリアも1−1のドローで、サンプドリアが2ポイント差で4位をキープ。ウディネーゼ対バーリはバーリがロスタイムに追いつき、3−3のドローだった。