火曜日にアリゾナのピオリア・スタジアムで行われたマリナーズ対ロサンゼルス・エンゼルス戦で、鈴木イチローがスーパーキャッチで６対４の勝利に貢献したと３月23日付で公式HPなどが速報するなか、シアトル・ポスト・インテリジェンサーは写真付きでこれを報じた。

　２回、１アウト３塁の場面で、エンゼルスのジェフ・マティスが２塁打は確実と思えるライトへの大きな当たりを放つと、イチローは内野に背を向けて、フェンスへ向かってダッシュし、ランニングキャッチしながらウォーニングトラックに倒れ込んだ。

　一塁審判が右手を挙げ、イチローが立ち上がると、固唾をのんで見守っていた観客から一斉に歓声がわき起こった。

　マリナーズ先発のライアン・ローランド・スミス投手は５回を投げ、８安打されて４失点と不調で、イチローのスーパーキャッチがなければ、傷口はさらに広がっていたはずだ。

　イチローは９年連続でゴールドグラブ賞を受賞しているが、公式HPはベストキャッチのひとつと報じ、APスポーツは今年もゴールドグラブは間違いないと絶賛した。